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2009年早春の旅14(ニューヨーク) [オペラと美術の旅2009春]

3/17(火)

今日はアイルランドの聖人のお祭り、セント・パトリック・ディ。大規模なパレードが行われるようで、メトロポリタン美術館の前の通りは緑の帽子やスカーフなどで装った人たちで賑わっていました。

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バスでセントラルパークを横断して美術館に着いたときは、5番街のあたりからパレードのマーチングバンドが聞こえてきたのですが、10分くらい待っていてもなかなか見えてきません。気の短い私はあきらめて入館。

チケット売り場で手に入れたSpecial Exhibition情報をチェック。1Fの中世ギャラリーでビザンチン美術の展覧会がありました!!

エジプトの砂漠の修道院から出土された5~7世紀のものがメイン。

大好きなクリスマ3点

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↓はアルメリアからの特別貸し出しの石の十字架(1100~1200)

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続いて常設のロマネスク柱頭彫刻 ( 北スペインPalencia)

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中世美術のフロアを奥へ進みますと、ここ2年ほどは改修のため閉鎖されていたロバート・リーマンコレクションが見えてきました。内部は撮影禁止なので入り口だけ。

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期待に反して、常設のコレクションに目新しいものもなく、・・・地階はボナール展。

今回は初のアジア美術部門訪問です。中国の壁画や大仏の並ぶ大きなホール。

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ここから小部屋のシルクロード系のコレクションに入り、西域ウイグルで観たキジル千仏洞壁画など。

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上は中国?下は日本の飛天(10世紀)

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ここまでの約2時間の鑑賞で、頭も目も許容範囲を超えてしまいます。

美術館を出ますと、丁度パレードも終わりごろ。市長さんたち?が最後を〆てお開きになりました。

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この混雑ではバスもなかなか来ないようです。ぽかぽか陽気のセントラルパークを徒歩で帰ることにしました。30分ほどでコロンバスサークル近くまで。黄色の花の咲く大木は金鎖?でしょうか。

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ランチはホテルの目の前のイタリアンCafe Fiorelloへ。ここはオペラの前後はいつも混んでいて、入ったことはありませんでした。ランチには遅い時間でしたのでOK。ワインとパン、前菜7種盛り合わせ(自分で選べる)でお腹がいっぱいになりました。

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今夜のオペラは「ルサルカ」です。生の舞台は7年前のパリ以来2度目。あの時もタイトルロールはフレミングでしたが、カーセン演出のシュールで美しい舞台が印象に残っています。さて、メトではどのような・・・。

Rusalka Antonin Dvorák  
Tuesday, March 17, 2009, 8:00 pm - 11:35 pm 席はparterre box11-5  $111.50

Conductor: Juri Belohlavek
Production: Otto Schenk

Rusalka:Renee Fleming
Foreign Princess:Christine Goerke
Ježibaba: Stephanie Blythe
Prince:Alesandrs Antonenko
Water Sprite:Kristinn Sigmundsson

予想通りパリのモダンな演出とは全然違って、メトらしいオーソドックスなもの。幕が開くと湖と森の風景が現れます。綺麗なので歓声(と安堵の声? 笑)が沸きました。ドボルジャークのこのオペラはオペラとしてはさほど魅力は感じられませんが、時々はっとさせられたのは劇や歌唱から気持ちが離れるほどのオーケストレーションの美しさです。指揮者は初めて聴く方ですが、スラブ風な哀感に洗練された音の響きに感銘。

フレミングは7年前よりも美しくなって(努力の賜物でしょう)登場しました。歌はそう変わったところはみられませんが、苦手だった力んだような(調子の悪いときは濁る)高音をソフトにカバーするテクニックがみられ、今回のほうが聴きやすいルサルカでした。有名なお月様のアリアも綺麗にまとめました。

2日前のガラで初めて聴いた王子のアントネンコも無難な歌唱ですが、姿はなかなか見栄えします。魔法使いのブライスはガラのアムネリスよりこちらのほうが適役ではないかしら?(笑)新人の活躍も特筆ものでした。森の精のひとりKathleen Kimと王子の屋敷の家来Kate Lindseyはフレッシュな歌と演技で楽しませてくれました。

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同宿だったかたたちも今朝帰国され、劇場にも日本人の姿はぐっと少なくなりました。夜になって急に冷え込んできました。

 

 

 

 


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サンフランシスコ人

フレミングの「ルサルカ」をサンフランシスコ歌劇場で観ました...

http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id319.pdf

by サンフランシスコ人 (2016-03-11 02:28) 

alice

サンフランシスコ人さま   こんにちは~♪ 1995年といえばルネ・フレミングはまだ36歳で、さぞかし綺麗だったことでしょう。プリンス役はセルゲイ・ラリンだったのですね。2002年パリでこの二人の「ルサルカ」を観ていますし、良いテノールだったのですが・・・2008年に51歳で亡くなられたそうです。
サンフランシスコは30年近く前に1度行ったきりですが、ケーブルカーやチャイナタウンを思い出します。長くお住まいなのですか?
by alice (2016-03-14 16:27) 

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