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2012年夏の旅(23-1)クレルモン・フェラン(モザ) [2012夏ザルツブルクとフランス、スペインを巡る]

9/14(金) Clermont-Ferrand(SNCF)8:56→Riom Chatel 9:05/9:20(バス)→Champ d'Ojardias(Mosac)9:28/11:37→Riom Chatel11:45/12:11→Clermont-Ferrand12:22

 今日も朝は少し霧が出ていましたが、次第に晴れてきました。列車でリオン・シャテルまで10分ほど。駅前のバス停で15分ほど待って、初訪問のモザへ。

↓ リオン・シャテルの駅前風景(バス停から)。

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 Google earthで、目的のモザの修道院近くのバス停も確認済みでした。しかし

↓バス通り付近には教会への案内板は見当たらなく、自宅でプリントしてきたマップが頼りでした。

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↓ バス通りから人気のない小道に入り・・・右折。

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↓ 厳重な高い石塀は昔の荘園の囲いのようです。

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↓ 塀の向こうに教会の鐘塔が見えてきました。

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↓ 入口から村の人が何人か出てきました。すれ違う時挨拶したら「素晴らしいシャピトゥがあるんだよ!」と誇らしげです。心の中で「ハイハイ知ってるてば(笑)」

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↓ 北側ポーチ(12世紀)から入ります。

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↓ 右上にロマネスクの外壁トリビューンが残っています。軒のモディリオンはオーヴェルニュ特有の「かんなくず」といわれるもの。黒い水石の配置やアーチもとても綺麗です。

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☆St-Pierre Abbaye de Mosac (Mozat) モザの聖ピエール修道院教会

680年カロリング朝時代にアキテーヌ公により創設され、まもなくこの地方の最も重要な修道院になりました。768年にはクレモンの最初の司教により聖別され、1095年にはオーヴェルニュ伯の希望によりクリュニー修道院の傘下に入りました。当時の大きなカロリングスタイルの教会建築は地上階と西の鐘塔に残っています。12世紀の改築で4つの半円形の祭室と周歩廊を持つ、奥行き60mの美しい教会となりました。しかし、不運にも15世紀の地震により崩壊してしまったのです。再建資金も不足したため後陣は縮小されました。しかしながら残った素晴らしい柱頭彫刻が当時の面影を充分に伝えてくれます。

↓ 西側にモザで最も有名な柱頭彫刻群が低い位置に展示されています。

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↓ 「墓を訪れる3人のマリア」マリアたちのそれぞれの大きな顏にくっきりした目の表情・・・香油を手にした物腰の優雅ななかに秘められた決意と健気さがこれほど直に伝わる彫刻は、他にありませんね。衣装の彫の技術の高さもロマネスクから逸脱してると感じるほどです。ただ、アンバランスな頭部と体、ここから伝わる精神はまぎれもなくロマネスクです!

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↓ キリストの復活を告げる天使の愛らしくも高貴な姿。羽が上部の空間をぴしっと埋めています。

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↓ 立ったまま居眠りする兵士たち(笑)。家形の墓には普通もぬけの殻なのですが、サービス?二人の遺体が彫られているのも可笑しいです。

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↓ 「アトラース」 こちらの4面もそれぞれ違う表情。ギリシア神話の天空を支えるアトラースと思ったのですが、現地で買い求めたリーフレット(英語版)では「The Telamones and the tree of life」とあり、どこがどう違うのか不明です。

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↓ 身廊や内陣にも数多くの素晴らしく、かつユニークな柱頭彫刻が並んでいます。

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↓ 「ヨナの物語」

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↓ 「ケンタウロス」

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↓「葡萄を収穫する人」

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↓ 左「盾を持つ勝利の天使?」、右「繋がれた猿」

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↓ 内陣の祭壇付近に置かれた柱頭彫刻。「四天使と四つの風」天使が風を吹かせないように口を押えています。

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↓南側廊のチャペル。ステンドグラスの光が磔刑像の足元を彩り綺麗!

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↓ 南側廊から外に出られるドアがあり、左手の外壁にタンパンが残されています。はっきりは写っていませんが聖母の顔が黒く、いわゆる「黒い聖母」のカテゴリーにはいるのかも・・・。

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すべての柱頭彫刻の写真を撮るのは無理ですし、疲れたので見学は終了。元来た道を戻り、バスに乗車、。駅のひとつ手前のバス停で降車。

↓ Riomの町の凱旋門など見ながら駅へ。

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クレルモンフェランに着くと丁度ランチの時間でした。ホテルの隣のレストランでサラダとポークの一皿定食+デザートを食べて、いったんホテルの部屋に帰り少し休憩してから、14:00に予約したTAXIで午後の部のロマネスクおひとり様ツアーに出かけました。続きます~。

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タグ:モザ
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コメント 2

yk

モザ、ぜひともいってみたいところ。 この有名な柱頭がこのように下におかれているなんて、 見やすくていいですね。 それにしても 綺麗な顔立ち、このお顔がここの彫刻の特徴のようですね。品がよくていいですねえ。
ともかく 一人で行けるとは思えないような所によくルートを調べて公共の交通機関を使っていらっしゃるのに感心して拝見しています。
by yk (2012-11-24 00:00) 

alice

ykさま、モザの彫刻は写真で見てもかなり強い印象を受けますが、実際目の前でにらめっこ状態で鑑賞できたのは素晴らしい体験でした。

この後訪れるオルシヴァルやサン・ネクテールは再訪問だったせいもあって、あまり新鮮な驚きが感じられなくて・・・アクセスも悪いですし、タクシー代もかなりかかりました。円安で行く最後のチャンスだったと自らを慰めてますが・・・笑。
by alice (2012-11-24 00:25) 

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