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2011年秋の旅 (1) 札幌~ミラノ  [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/24(月)   千歳8:05→成田9:45(JL)/12:20→ミラノ17:50(AZ)

ミラノ Starhotels Anderson 3泊

旅の前の情報では北ヨーロッパはかなり寒いとのことで、着るものに大層迷いました。ダウンコートまでは必要はないと思い、寒ければ重ね着でしのぐことにしました。それでもコート類だけで厚手の長レインコート(裏のキルティングは取り外しできる)、薄手のフードつき半レインコート、薄手のキルト半コートと3枚も・・・。夏は訪問着一式入れることができた小さめのスーツケースは満杯。冬物は嵩張ります。

今回はミラノに入り、ミラノから帰ることになり、アリタリアにしました。JALはイタリア線から撤退したので、直行の場合は選択の余地がありません。またアリタリアの会員の期限も今年末で、20,000ほど残っているマイレージが失効するのも惜しくなったのです(そんなケチ言ってるといつまでも旅が終わりませんね 汗)。

ビジネスクラスは大韓航空とJALの中間くらいの値段設定です。シートはその2社(2-3-2)に比べると2-2-2の配列はやや余裕があります。朝はコーヒーだけで家をでましたので、成田ではスカイチームのラウンジで、スープと春雨サラダなどいただきました。

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ターミナルで大きな荷物を預けている若いスポーツマンの一群が・・・。荷物はリクイガスと書かれた自転車のようです。サイクルロードレースのジャパンカップ帰りのイタリアのチームです。ジロ・デ・イタリアとかツール・ド・フランスの時期は有料のJスポーツプラスで真夜中まで応援する大ファンですから、思わずきょろきょろ。

居ましたよ!テレビで見るよりスマートで、バッソは髭をはやして野生的、クネゴはまだ少年のように華奢な体つき。あの過酷な3週間にもわたるレースを完走する自転車野郎には見えません。無駄な脂肪など少しもなく研ぎ澄まされた身体と内省的な静かな表情が印象的でした。長女もファンなので早速メール。悔しがること!

↓ ラウンジで撮った選手(名前は分かりませんが) 

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↓ アリタリアの機内食。 3ヶ月ごとに変る郷土料理、今回はフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

アンティパスト(生ハム、ピクルス、燻製のリコッタチーズ 赤ワインゼリー添え、焼きポレンタ モンタジオチーズ添え)

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↓ プリモ(海老と茸 ハーブ入りカルナローリ米のドリア、サンマルツァーノトマトのパスタ バジリコ添え)

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↓ セコンド(スズキのフィレ 燻製ソース添え マッシュルームとアスパラガス)

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ドルチェは季節のフルーツ、エスプレッソ。

↓ 2回目のスナック(モンタジオチーズのスティック マルメロのジャム添え、ラディッキオと燻製ハムのパイ、オリーブオイルとオレガノのフォッカッチャ、フルーツ、オレンジジュース、コーヒー)

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ワインと食事のきちんとしたメニュー表が2冊配られましたので食事の分だけもらってきました。ワインも当然この地方のものだったはずです。

実はここでトラブルが・・・出発直前に違和感のあった歯茎が急に食べ物を噛むと痛くなってきました。歯肉炎のようですが、堅いものでなければなんとか食べられますが、出発そうそうイタイことになりました(涙)

白洲正子の『西行』を読み、機内エンタメはアーノンクール指揮の『フィデリオ』を聴いて、大半は眠って過ごし、夕刻ほぼ定時にミラノに到着。気温12度のミラノは札幌と変わりません。マルペンサ空港からのバス(7.5€)は渋滞のため遅れ、少し雨がぽつぽつ降ってきた中央駅に着いたのはに8時近くなっていました。

シャトルバスの停留所から最短距離の位置にある(200Mくらい)アンダーソンホテルは今回で3回目。前回と同じ裏側の静かな部屋。ロケーションも良く、部屋もWで広く綺麗、朝ごはんもまあまあとお気に入りの宿なのですが、WiFiが無料なのは30分、しかもロビーでだけ。夏のフランスやザルツブルグはすべてフリーだったので、お金払うのも勿体無く・・・と言いながらロビーでネットしながらシャンパン飲んでしまいました(汗)


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2011年秋の旅 (2) ミラノ(ガッリアーノ&アリアーテ) [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/25(火)

 今日はミラノから北へ、バスを利用してロンバルディア・ロマネスクの聖堂を2箇所訪ねました。ほとんどは以前これらを訪れられたKikukoさんのHPを参考にさせていただきました。Kikukoさんはガッリアーノ&アリアーテをそれぞれ別の日に行かれていますが、私はこの日はオペラもないので1日で回りました。

6時起床、7時朝食、7:50まだ夜明け前のそぼ降る雨の朝。ミラノ中央駅からメトロでZARAへ。地上に上ったところに新聞スタンドがあり、ここで片道切符(カントウCANTU)を買い、道を渡ったところにある市内バス用の屋根の付いたBSで座って20分、バスの出発10分前にはCANTU行きのBSに移動して傘を差しながら待ちました。しかし、バスはなかなかやって来ません。貼ってある時刻表にはここが終点のバスが折り返し運転となっています。そのバスがまだ来ていないのは確かですから30分は待つことにしました。諦める寸前の25分遅れでバスが来ました。雨はやむ様子もなく寒い朝(この日は5ー12度の予報)、旅の始まりそうそうバスを待つこと1時間弱の苦行です。ついてません。待っていた乗客は私一人でしたから心細くもあり・・・。

↓ ZaraのBSから(8時半頃ようやく明るくなってきました)

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終点のCantu/PARLINI通りで降車。方向の見当がつきません。近くを通った婦人にガッリアーノはどっちの方向?と尋ねても分からないとの返事です。当たって砕けろ!の気持ちがなければ挫折しちゃいますよ~まったく。

・・・と愚痴りながら、感で進行方向の坂道を上って行くと街の中心のガリバルディ広場へ着きました。当たり!

↓ 高い鐘塔のサン・パオロ教会は11世紀建立でわずかにロマネスク様式が残っているようですが、寄らずにガッリアーノを目指しました。

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 ここからは地図でOK。坂道を下り、Seregnoまでのバスの出るMadonna通りを確認。チケットも向かいのT煙草屋さんで購入してからガッリアーノを目指しました。何度も確認した地図は濡れてボロボロになりました。徒歩10分~15分くらい歩き、交差路にようやくBasilica di San Vincenzo e Battistero di San Giovanniの看板。そこからは駐車場のすぐ向こうに

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Basilica di San Vincenzo e Battistero di San Giovanni 聖ヴィンチェンツオ聖堂と聖ジョバンニ洗礼堂

少し小高い処に10~11世紀のロマネスク前期の建築とされる円形の洗礼堂を伴った聖堂が建っています。

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↓ 坂道を上ると玄関廊の付随した洗礼堂に突き当たり

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人が出入りして開いていましたが、アンティークレースの展示場に使われていて、カメラは禁止でした。そういえばCANTUはレースや編み物製品で有名な町だそうです。内部は2階建ての上部から光が入り、明るい空間。洗礼盤はロンバルディアで最も古いもののひとつ。

↓ 外観は雨の日のため石積が黒っぽく、素朴で清らかな美しさがいまいち伝わらなくて残念・・・。

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聖堂は鍵を持った管理人が居ますが、カメラはOK。内部は三身廊で全体のバランスとしてはかなり規模の大きい後陣ですが、参考書の古い見取り図ではファサード側に続いて単身廊があったようです。1835年当時のスケッチでは既に南側廊は失われていますので、1910年ごろに始まった調査や修復でその部分に最終的には鉄柵にガラスがはめ込まれたようです。そのガラスの部分がこの石積の素朴さの残る教会建築とはそぐわない感じがしました。内部は明るくなりますが・・・。

↓ 11世紀の壁画で飾られた内部

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↓ 後陣、右側面(右下にキリストに教会を捧げるAribertoの図)

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↓ 中央マンドーラの栄光のキリストの左下に円光に翼の大天使ミカエル、下に預言者エレミア。

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↓ 右障壁のフレスコに聖母子と聖人たち

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↓ 上の原図パネルも飾ってありました

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↓ クリプト

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↓ 正面扉口方向

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↓ いかにも初期ロマネスクの素朴な柱頭彫刻

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↓ 北側外観

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↓ 後陣外観

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 帰りはもと来た道の途中で見つけたレストランでランチ。歯肉炎なので固いものが食べられません。

↓ アンティパストは鰯の酢漬けサラダ。

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↓ セコンドは海鮮パスタ

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 赤ワインで温まり元気が出ました。

 Madonna通りはコモや他の街行きバスが次々やってきます。授業の終わった高校生が多勢のモンツァ行きに乗車。Seregnoの駅前についたのは10分ほど遅れ、おまけにトイレに行きたくなって、アリアーテへのバス停を探す暇もありません。それで結局タクシー(15ユーロくらい)でアリアーテに向かいました。

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La Basilica e il Battistero di Agliate アリアーテの聖堂と洗礼堂

ランブロ川の向こうに小さな集落があり、そのなかにひっそり建っています。
起源は10世紀末~11世紀前半のロマネスク初期の様式。ここも独立した多角形の洗礼堂が教会右側にあり、聖堂と同時期に建てられたと考えられています。

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↓ 正面扉口 石積の風合いがたまらなく良いですね~。

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↓ 内部は三身廊と三後陣のバジリカ形式 。クリプトの上の高い祭室は進入禁止ですので、雨の暗い日でもあり、ほとんど観られませんでした。

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↓ クリスマの彫られた左障壁と説教壇。

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↓ 右障壁

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↓ 教会の床を一部くり抜いてオリジナルの柱を見られるようになっています。

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↓ クリプト

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↓ 洗礼堂 正面扉口方向 なんて可愛らしいのでしょう!雨の中嬉しくて小躍り(笑)

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↓ 内部も中央の低いところに洗礼漕。一部に壁画も残っています。

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↓ 洗礼堂の後陣

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↓ 雨の中ぐるぐる周囲を回り、靴もべちゃべちゃ・・・。

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 帰りは川向こうのバール(チケットはここで買う)の前のバス停から乗車。KikukoさんのHPで注意喚起されてましたので、時間前に来るのを見逃さずにすみました。このバスは駅前まで行かなくて徒歩数分のバス停で降車。バスの運転手さんの言ったとおりに行くとSeregno FS駅。予定より1時間ほど早くミラノに戻りました。

 7:30に近くのホテルアオスタに宿泊されるKikukoさんをお迎えに参上。チューリッヒ経由でミラノに到着されたばかりですが、夕食をご一緒していただきました。私もあまり食欲が無いので近所のカフェテリアスタイルのレストランへ。ビールに焼き野菜などいただきながら、今日のロンバルディア・ロマネスクの報告とKikukoさんの明日からの南チロルのお話など・・・話題は尽きませんが、再会(2日のスカラ座)を楽しみにお別れ。

外に出ると雨も止んで、中央駅前は電飾電車(イタリア統一記念?)が走っていました。

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2011年秋の旅 (3) ミラノ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/26(水)

 今日は朝からどんよりとした曇り空。今にも雨が振り出しそう。昨日の疲れもあり朝は8時過ぎに起床、10 時に外出。まずは久しぶりにサンタンブロージョ教会へ。
ここは3回目の訪問。初回はまだロマネスク美術を知り始めた頃でした。1999.7次女とこの教会の近くのホテルに宿泊したのは教父アンブロージョのために建てられたという由緒のある教会訪問が目当てだったのです。ロンバルディア・ロマネスクというよりイタリア・ロマネスクの最高傑作でしょう。それをつくづく感じた3度目の訪問になりました。2回目は、2002.10一人旅の時でした。

 ↓ 同名のメトロの駅を降り、地上に上がっていくと門があり、駐車場になっているサンタンブロージョ広場。

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↓ その駐車している狭い車の間を抜けて、柱頭の並ぶアトリウム(1088~1099)に入ります。

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ここの柱頭彫刻でしばらく足止め。ランゴバルド~カロリング~プレ・ロマネスクと変遷するロンバルディア・ロマネスクの原型を確かめつつ・・・楽しみました。

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↓ 半壊していますが右扉口彫刻のオリジナル

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↓ コピー

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↓ ファサード上部

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二つの塔を控えた赤煉瓦の建物は迫力!何度来ても強い印象を持ちます。

さて内部に入り、まず右側廊から2ユーロを払って、サン・ヴィットーレ・イン・チェルドーロ礼拝室のクーポラに残る5世紀の黄金のモザイクを仰ぎ見て、

↓ 博物館になっている部屋にはベルゴニョーネの壁画「博士たちと議論するキリスト」

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↓ 昨日観たアリアーテの障壁のクリスマと同じデザインのもの

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↓ ベルゴニョーネは左側廊手前の礼拝室にも「キリストと天使」があります。

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↓ おおらかで敬虔な北イタリアの画家ベルゴニョーネの作風を再評価。

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↓ 4世紀に建設が始まった三廊式の内部はさまざまな時代を経ています。奥行きのある後陣にキボリウム(4~9~13世紀)と下に黄金祭壇(9世紀カロリング時代)

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↓ 上の写真左に見えるのが説教壇(11世紀)

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↓ 説教壇を飾る天使の彫刻

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↓ きりがないほど見所満載・・・最後は中央扉口付近の彫刻を観てお終い。

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 メトロでドウオーモへ。ドウオーモには入らず、スパダーリ通りのアンブロージアーナ美術館から以前は2度ほど泊まったことのあるホテルの左脇道を歩き、美術館の裏側のアンブロージアーナ図書館の建物に隣接するChiesa di San Sepolcroサン・セポルクロ教会へ。

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内部はすっかりバロックに改造されているのですがが、ファサードと双塔はロマネスク期のままです。アンブロージャ美術館が改装オープンする前など、何度かこのサン・セポルクロ広場を通過したこともありましたが、この教会には全然気が付かなかったのです。
それが今回の旅に出る直前、池田先生のツアー(2012/3)の案内が送付されてきて、そのなかにミラノの教会として紹介されていたのです。ランチをこの近くで取ることにして寄ってみたと言うわけです。

↓ 1030年創建ですが、19世紀に改築されています。ここも広場は駐車場と化していて車だらけ・・・

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↓ 壁面フリーズやアーチヴォールトがロンバルディア帯ではないのが印象に残りました。

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 さてランチは歯肉炎も快くなってきたので、お肉が食べたくなりました。以前来たことのあるトラットリアへ。

↓ サンタ・マリア通り

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ここはコトレッタ・アッラ・ミラネーゼ(ミラノ風カツ)で有名なところ。私が入店したのは12:30頃だったので、席はずいぶん空いていたのですが、ほとんどは予約席で、1時過ぎからドンドン埋まって満席になりました。観光客と地元客が半々くらい。

↓ アンティパストはフンギ・ポルチーニの炒めものトリフォラーティ。写真写りは良くないけれど美味でした。

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↓ セコンドはここのご自慢コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ 。お皿からはみ出しそう~こういうとき相棒がいればなあと思います。

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デザートはフレッシュ木苺とアイスクリーム、檸檬ソースをかけて。寒いので赤ワイン。初めは観光客とみてぞんざいなサービスで感じ良くなかったが、なぜか?きちんとコースでオーダーしたから?帰る頃は愛想良くなりました。マダムが良く気くばりして繁盛しています。

 ドゥーモからメトロでホテルに戻りましたが、このホテルには珍しく2時頃でしたがまだ掃除が終わっていません。睡眠中に起こされるのは困るので、起こさなでの札をかけて置き、5時頃目がさめてからクリーンナップの札をかけました。ところが出かけるまで、誰もこないのです。7時頃レセプションに寄って、お掃除を頼んだときは、OKと部屋係に連絡してくれたので、安心したのですが。。。

Gioachino Rossini
『La donna del lago』 ミラノ・スカラ座 8時開演。

Direttore:Roberto Abbado
Regia:Lluis Pasqual 

Giacomo V:Juan Diego Flórez
Douglas D’Angus:Simon Orfila
Rodrigo :John Osborn                                        Elena:Joyce DiDonato
Malcolm :Daniela Barcellona

席は日本式では2階のボックス席。2列目3番なので視界は2/3がせいぜい。
初日のチケットは遅れて申し込んだので仕方がありません。

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開演前にディドナードが風邪気味で調子は快くないが歌うとの説明がありました。
慎重に歌っていたこともあって調子の良いときの切れには欠けますが、最後のアリアもやや重いが無難にこなしたのは流石でした。                                        フローレスはいつもどおりの美声を響かせ、そつなく歌いましたが、何故か胸に響いてくるものがないのです。今の彼ならこのくらいは歌えるのがあたりまえよねみたいな。。。結局は日本公演のキャンセルのときの私の心のなかでのこだわりが抜けないままだったのです。熱くなれないうちに終わってしまいました。                                                   一番素晴らしかったのはバルチェッローナ!彼女らしい個性と美しさに彩られたロッシーニの愉悦に浸れました~♪
ロドリーゴのオズボーンはフローレスと較べると歌はやや安定感にかけますが、身体全体が音楽にのっていて、その現代感覚のあふれたアクティブなパフォーマンス!彼の抜きん出た全体的なパフォーマンスは大いに讃賞されるべきと思いますが、ラジオなどの音源ではその魅力は伝わらないでしょうね。久しぶりの3星新人に出会いました。ただブラボーとブーが交じり合ったカーテンコールでしたので?イタリア人には受けないの?

演出はパリとロンドンとの共同とのこと。コーラス陣の役割や動かし方が野暮というか・・・いらいら
。スター歌手たちの声の饗宴だけで満足。どうでもいい演出。

↓ カーテンコールの写真はすべてピンボケ(涙)

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↓ スカラ座近辺の建物もライトアップされ綺麗

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 席が悪いせいもあって腰痛と疲れでヘトヘトになりながら、宿に戻りました。ところが部屋は掃除されていないまま。レセプションには先ほどの人がいないらしく、掃除の時間は6時までだからの一点張り。じゃータオルだけでも取り替えてとお願いしてようやくボーイがタオル取り替えにやってきました。彼にこうこうと説明した後まもなくレセプションから電話が入り、大変申し訳ないとの謝罪。ということで、ミニバー3日分が只になりました。でも、明日の朝早くにチエックアウトですしぃ~。
今回のステイは暖房があまりきいてないし、こんなことだし、なによりもWiFiがロビーだけのたったの30分フリーってあまりにもけちんぼ。
今回はここを基点に何度か泊まるので、やや憂鬱(キャンセルのできない格安料金)。いらつきながらも無料のビールを飲んで就寝。




 


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2011年秋の旅 (4)ミラノ~ウィーン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/27(木)  ミラノ10:05→ウィーン11:35

ウィーン/Best Western Hotel Beethoven 2泊

 早朝といっても7時頃ですが、食欲もないので朝食はとらずにチェックアウト。スーツケースを宿に預け、キャリーケースとボストンバックを持ち中央駅からシャトルバスで空港へ。夜明けの遅い暗いミラノの街を離れました。 到着時と違い渋滞もなくスムーズにマルペンサに到着。
OSオーストリア航空でウィーンに飛びました。空港からはシテイライナーでミッテ駅まで。駅前からタクシーに乗り替えたのですが、いつもは10分で着くはずが、20分以上もかかりました。

まだチェックインの時間には早かったのですが、数分待つと部屋の準備が出来ました。部屋に荷物を運び入れ、一息ついてから近くのベトナムレストランで、遅めのランチ。

↓海老の揚げ春巻と雲吞麺。寒いので温まって美味しい。ビールとデザートを含めても20ユーロ弱。

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仮眠の後は隣のアンデアウィーン劇場へ。開演15分前に部屋を出ました。今回はチケットは郵送してきましたので、窓口での引き換えの手間も不要。

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Geirg Friedrich Handel『SERSE』 THEATER an der Wien 19:00開演

Musikalische leitung:Jean-Christophe Spinosi

Inszenierung:Adrian Noble

Serse: malena Ernman    Arsamene:Bejun Mehta    Amastre:Luciana Mancini   Romilda :Adriana Kucerova   Atalanta:Danielle de Niese    Ariodate:Anton Scharinger   Elvito:Andrea Wolf 

Ansemble Matheus Arnold Schoenberg Chor 

開幕前にマネージャーが現れて、なにやら説明があリました。まったく聞き取れず、まさかマレーナが不調?とのっけから心配でドキドキ・・・あとからの情報によるとロミルダ役の歌手が風邪をひいたので不調かもしれませんが歌います、というアナウンスだったようです。席は最前列ほぼ中央。

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 幕が上がる前から円形の神殿風な建物がデンと配置されています。セルセが中央を開くと緑の森の風景、盛り土のうえに樹々。この緑の森は場面により回り、枯れていたりします。円形の建物の白とと緑のコントラストが鮮やかで美しい。そこでラルゴ「オンブラマイフー」が歌われる。マレーナは今回で3回目、彼女のスロースターター気味なのは承知しているので、少し抑え気味に慎重な歌唱ですが、そう悪くはなさそうとほっとしました。今回で念願のズボン役を初めて観たのですが、その素晴らしさに唖然。男装といっても宝塚風ではなく、信じられないほど男性的なアクション。身勝手で危ういセルセの性格表現、ブラッドピット風にゆがめた顔の表情など変幻自在でお見事。最前列だし、良く見えて、まったく目が離せない感じでした。歌も次第に熱をおびてきて、クールで繊細さのあるマレーナの持ち味に、最後の熱を帯びたアリアまでのペース配分はなかなか計算されいます。

アルサメーネのB・メータは5年振り2度目。2006年のザルツブルグが初めてでした。あのとき以来私のカウンターテナーのno.1です。なので、今回はマレーナのズボン役とメータに惹かれて、ウィーンに来ました。カウンターテナーにしては低音の響きが男っぽく、性倒錯的な危うさをあまり感じさせないところが好み。その期待に応えてくれて、巧さが一層増した歌と演技、その存在感はマレーナに劣らず、素晴らしい!
姉妹のロミルダとアタランタの2人はそれぞれの性格の清純さとちゃっかり娘の違いをはっきり対照的に表現。ロミルダは樹の上で歌って白い妖精のように登場。白い下着風なドレスに白いスニーカーの可憐な容姿のクチェローヴァとデ・ニースが扮するアタランタの派手なガウン風コートに赤いハイヒール。デ・ニースはこの役にはピッタリ。声はまろやかさが無いので好みではありませんが、声量があるので、演技のうまさもあり一部の席からブラボーがかかる人気でした。少々漫画チックなセクシーなアクションも受けてました(笑)。

アドリアン・ノーブルの演出はファンタスティックな舞台と歌手たちの細かい演技に支えられ、大成功だったと思います。実際地元の新聞評も絶賛とのことでした。                                         

今日が最終公演とあってカーテンコールの時はスピノジが舞台の上からアンコールの指揮。見かけのせいもあって本番は神経質そうな指揮をする人だなあと見ていたのですが、大きな喝采を浴びて嬉しそうな笑顔の彼は少年のよう・・・カーテンコールも終わり、彼の肩をマレーナが抱いて引き上げていく後姿・・・どちらが男性?みたいで笑ってしまいました。でもマレーナは二人の幼い娘のママで素顔は気さくな金髪の北欧美人なのです。

↓ カーテンコールの写真はひどい出来ですが、雰囲気だけ・・・

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終演後はすぐホテルに戻り、手持ちのもので夜食を済ませ就寝。

↓ ウィーンの定宿、今回で3回目。

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2011年秋の旅 (5)ウィーン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/28(金)

ここのホテルの朝食はなかなか美味しいのですが、残念なことがひとつ。それはコーヒーマシンになってしまったこと。以前はカフェ・オ・レとかカプチーノはオーダーだったのです。それに3€だったか払うと、生のオレンジジュースも飲めましたし・・・。

さて、昼間はお決まりの美術館巡りです。久し振りにウィーン美術アカデミー付属美術館へ行ってきました。最初は次女とウィーンに来た時なので16年振り!あの時はボッスの祭壇画が目当てでしたが・・・、他にも名画があったのにもう思い出せません。ホテルからは2ブロックしか離れていませんし、セセッションの次に宿から近い美術館です。壁の色が臙脂っぽい瀟洒な建物は美術大学も併設しているため建物の一部を展示室として公開しています。特別展という訳ではないようでしたが、建物の前にヴァンダイクの若き日の肖像画の幟がはためいていました。

↓ 正面

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↓ グランドフロアの回廊。立ち入りは禁止されています。

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美術館は写真禁止

 初めはグアルディ(Francesco Guardi)の部屋、ベニスの風景画ほとんど。ベニスの商館、運河の波やボートに乗る人々の題材はカナレットと同じでも、グアルディの即興的なふるえるような筆致はモダン感覚かつ幻想的。次の1室はライスダール(Jacob van Ruisdael)で占められている。オランダの風景の広い空と森、風車や道を往く人々、どこの美術館にも飾られているライスダールですが、必ず足が止まってしまいます。他はルーベンスも多数、豊富なコレクションです。

↓ ルーベンスのお弟子さんだったヴァン・ダイクの自画像はここの収蔵品です。薔薇色の頬の美少年(14歳ごろ)。絵葉書

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ボッスの「最後の審判の祭壇画」の左翼の楽園追放。剣を持ちアダムとイヴを追い払う天使に再会。地獄絵図の怪奇で残酷な図像はプラド美術館の作品で有名ですが。ただただその想像力に驚くばかりでした。何年かして、J.バルトルシャイティス の『幻想の中世』を読んで、古代や東方の驚異がロマネスクを通じて、ゴシック、ボッスの地獄絵図に形を変えて繋がっていることを知りました。ロマネスクやその前の時代の美術に興味を持つことにもなったことなど・・・この前に立つと、子育てが終わってからのめり込んだ美術への興味、巡った美術館や教会のことも頭に浮かんでは消えていくのです。

↓  ムリーリョ「さいころ遊びをする少年たち」絵葉書

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↓ アントニオ・ダ・ファブリアーノ(1451~86)  ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(1370~1427)の追随者?  「聖母戴冠」 絵葉書

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↓ デーリック・ボウツ「聖母戴冠」 絵葉書

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この後はシュテファン寺院まで歩き、改修工事が終わりテントが取り払われた正面ファサード右上に残る

↓ ロマネスク期の彫刻「サムソンとライオン」を眺めて・・・あらら、網入り。

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↓ 左側はゴシック

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 ランチはリンク沿いのANAホテルの和食レストランへ。案内されて席に着きふと隣を見たら、ウィーンフィルのコンマスのキュッヘルさんが夫人と丁度食事を終えられたところでした。ザルツブルグでも和食屋さんで隣の席になったこともあります。奥様が日本人だからやはり日本食がお好きなのですね。余談ですが、何年か続けて1月に札幌でウィーン・リング・アンサンブルの演奏会がありました。ウィーン・フィルのメンバーで構成され、お正月らしくワルツの多いコンサートでしたが、数年前滅多にないほどの猛吹雪で札幌に到着できず、友人たちと<きたらホール>で到着を待ったのですが、とうとう間に合わず、キャンセルになったことがありました。あの時は大変でしたね~などとお話したかったのですが・・・。それからか?冬の札幌ではウィーン・リング・アンサンブルのコンサートは無くなってしまいました。

↓ 久しぶりの和食、東京に帰着するまで唯一の。

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ホテルに続くショッピングモールはすでにクリスマスモード。

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 宿に戻って仮眠の後、徒歩数分の楽友協会ホールMusikverreinへ。ライトアップされたアールヌーヴォーのカールスプラッツ駅舎やカール教会を右手に

↓ 楽友協会ホールMusikverrein

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今夜は注目の若手指揮者、A・ネルソンスとアンスネスのピアノを聴きました。7:30開演

↓ 私の席から

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↓ 正面から

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Wiener Symphoniker

Dirigent:Andris Nelsons      Klaivier:Leif Ove Andsnes

前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲1番、後半はマーラー交響曲1番

ネルソンスは若さあふれるエネルギッシュな指揮。アンスネスのピアノも流麗。 私の席は左打楽器の上という席だったので、マーラーのときはかなりな音響で、お隣の方が耳を覆うほどでした。

ウィーンに来てもほとんどがオペラなので、ここへ来たのはまだ2回目、10年振り。あの時聴いたのは新進ヴァイオリニストのヴェンゲーロフでした。テクニック頼みの演奏だったけれど、やはりその後はあまり活躍してないみたいです。

左の席の老婦人に席を変わって欲しいと言われて、足も悪そうだったので仕方なく通路側の席を譲ったのですが、ピアノがまったく見えないので、しょっちゅう立ったり座ったり(足悪くないじゃん)で落ち着かないこと甚だしいのです。それで、後半はもとに戻してくださいと主張して替わりました。ドイツ系の婦人は図々しいと次女も言ってましたが・・・こちらもいい人してられないわ。

期待にたがわず良い演奏でした。一人旅の寂しさも癒されました。雨は降らないけれど夜はかなり気温が低いので、。宿の帰り道にある大きなカフェに寄って、赤ワインとサンドイッチの夜食。宿と楽友協会のホールまでは食べ物横丁ナッシュマルクトを始め、ベトナムや日本食のレストランも多く賑やか、便利です。

↓ 量の多いこと!半分でお腹一杯。

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↓ ホテル近くのお菓子屋さん。ハローウィンの飾りつけ。旬の栗のケーキが美味!

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2011年 秋の旅(6) ウィーン~ベルリン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/29(土)  ウィーン10:50→ベルリン12:00(Berlin air)

ベルリン/Comfort hotel an der Oper  2泊

 今日はベルリンへ。荷物は2泊分だけ持ち、他はホテルに預けました。地下鉄カールスプラッツからミッテ駅へ。ところが乗り換えはミッテ駅が大改装中で、空港までのスカイライナーの乗り場まで遠くて、うろうろ。しかも30分に1本しか運行しないので、結局1時間以上もかかって空港ターミナルに到着。ベルリンエアーは機内持ち込みの重量制限が厳しく、手荷物は預けることになりました。

この日はかなり寒かったので、背中にホッカイロを貼って出かけのですが、空港ターミナルの移動にトイレを探したりで、思わぬ時間がかかり、最後は小走り。そうなると空港内は暖房が良く効いてますから背中が熱くなってきて・・・かちかち山の狸さん状態。「アチ~!」と言いながら座席につくなり、もぞもぞホッカイロを引っ剥がし・・・火傷はしませんでしたが(笑)。

 昼過ぎにベルリンのテーゲル空港に到着。タクシー(15ユーロくらい)で、シャルロッテンブルグ宮殿の横を通り、まもなくビスマルク大通りに面したホテルへ。ドイッチェオッパーの劇場や地下鉄もすぐ近くです。国立歌劇場ウンター・デン・リンデンが改装中のため、しばらくはこの近くのシラー劇場で公演することになっているのですが、そのシラー劇場までは徒歩数分足らず。

このホテルは建物の外観やレセプションやロビーが狭くしょぼいけれど、部屋は広くて清潔快適です。

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↓ バスルームも真っ白でピカピカ。タオル掛けにヒーターも入っているので、洗濯物もすぐ乾きます。

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↓ ビスマルク大通り  今回の旅で初めての青空。

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昼食は大通りの向かい側の中華レストランへ。ビール、餃子と焼きそばで15ユーロくらい。

今夜はコンサート形式ですが『ノルマ』です。昼食の後は外出はしないで、たっぷり休みました。

↓ 夜のシラー劇場 仮小屋とはいえ立派な建物

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↓ 内装も木をふんだんに使って、音響も良い。収容人員は900くらい?

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Vincenzo Bellini 『NORMA』 STAATSOPER im Schiller Theater 19:30開演

Dirigent:Andriy Yurkevych

Norma:Edita Gruberova     Adalgisa:Sonia Ganassi     Clotilde:Carola Hohn

Pollione:Johan Botha Oroveso:Alexander Vinogradov     Flavio:Kyungho Kim

Sttatsopernchor   Staatskapelle Berlin

ホテルのエレベーターで一緒になった老婦人にグルベローヴァでしょう?と言われた。彼女はグル様の追っかけ歴21年、チューリッヒから来られたそうです。そういう熱いファンたちが集まったコンサート形式のノルマは脇も一流の歌手たちの素晴らしいパフォーマンスもあって、もう、最高でした。
ボータだけは楽譜を見ながらの歌唱でしたが、グル様はもちろんガナッシやヴィノグラドフの気持の入ったアリア、重唱の数々は聴き応え充分。こんなに演奏時間が短く感じられた公演もあまりありません。まだまだ聴きたいという想いは他の観客も同じで、熱く長いカーテンコール・・・。
グル様は原発事故後の日本に来てくれたばかりなのに、その疲れも見せず、登場して歌い出した途端に青白い月の光りのさす深い森のシーンが目に浮かぶほど・・・。カスタデーヴァのアリアだけがやや声がつまり気味になったのは惜しかったのですが、他は完璧!ベルリンまで来て良かったとつくづく・・・幸せ。

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宿に戻り手持ちの物で夜食を済ませ就寝。


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2011年 秋の旅(7) ベルリン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/30(日)

 9時に朝食室に行き、なにげなく時計を見てがーん!冬時間に変っていて実はまだ8時・・・でした。ミラノでKikukoさんと日曜日から時間が変るから気をつけましょうねと注意しあっていたのですが・・・後から伺ったところではKikukoさんもうっかりしてらっしゃたみたいです。抜けていたのは私だけでなくて良かったわ(笑)

朝食室では昨夜のグルベ様追っかけのシニア女性にお会いして、少ないボキャブラリーのなかのありったけの褒め言葉で、感動を共有しあいました。チューリッヒには朝食後すぐ戻られるそうで、お別れ。ヨーロッパ内は簡単に移動出来て羨ましい。札幌から東京に行くくらいですから。

ここのホテルはかなり古いようで、Comfortグループに入ったのは最近なのかしら?ここに宿泊したオペラ歌手の写真がコーナーに貼ってありましたが、かなり昔の歌手?私の知らない名前が多かったです。この朝食室はカジュアルなカフェにもなっていて、アフターオペラのお酒を楽しむこともできます。

今日はシラー劇場でダブルヘッターの音楽三昧。まずは声楽コンサートへ。

↓ 昼間のシラー劇場

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↓ バレンボイム・チクルスのポスター

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今日のコンサートはバレンボイム・チクルスⅢ/Christine-Schferクリスティーヌ・シェーファーのソプラノ独唱に伴奏はバレンボイムという豪華版。

プログラムは生誕200年のフランツ・リストの歌曲から。A・デュマやV・ユーゴの詩に作曲したものなど。ほとんど聴いたことのない曲ばかりですが、シェーファーの知的で繊細な歌唱とバレンボイムの流麗なピアニズム、息の合った優れた演奏で、ロマンあふれるリストの歌曲を堪能できました。シェーファーのリートは何枚かCDを持っていますが、大好き!オペラでは何度か実舞台を聴いていますが、リートは初めてなので、嬉しくてわくわくでした。フランス語の歌曲よりシラーの『ウィリアム・テル』のドイツ語のほうが、やはり良かったかな~♪ 席は平土間4列右寄り。ああそれなのに写真はほぼ全滅(泣)

↓ アンコールのとき

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休憩なしなので12時半には終わりました。散策がてら昼食をとるため、枯葉を踏みながらサヴィーニ広場方面へ。この近辺は閑静な住宅街で歩く人もまばら・・・。歩いて15分くらいで突き当りがサヴィニープラッツ駅。そこから左折して広場にでました。

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↓ 広場から斜めに走る細い通りのスペイン料理のレストランでランチ。日曜ブランチのブッフェとカヴァ1杯で10ユーロと安い!味もまあまあ、パエリアは美味しくてお替りしました。

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↓ 犬の散歩の人が歩いているくらい。

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後はまた何処にも出かけず、夜のオペラに備えて午睡zzz

 ALBAN BERG『WOZZECK』 STAATSOPER im Schiller Theater 18:00開演

Musikalische Leitung:Daniel Barenboim   Inszenierung:Andrea Breth

Wozzeck:Georg Nigl    Marie:Nadja Michael     Tambourmajor:John Daszak     Andres: Florian Hoffmann   Hauptmann:Graham Clark     Doktor:Pavlo Hunka       Margret:Katharina Kammerloher

Staatskapelle Berlin   Staatsopernchor 

席は2階最前列右寄り。開演直前にラトル夫妻が現れて、私の席の左10席ほど離れたところに座られた。休憩なしで1時間40分。暗いオペラだけれど音楽は素晴らしい。数年前パリで一度聴いています。あの時も良かったのですが、今回のバレンボイムの指揮はひと味もふた味も違って聴こえるのには驚きました。厳しくも哀しく、現代のプアな階級の問題点を炙り出すような。。。演出はかなりきわどくて、近くに10歳くらいの男の子が付き添いなしで座っていたのでハラハラ。その子は開幕前にオーケストラに手を振っていたので団員のお子さん?

タイトルロールのヴォッツエック役はチケット手配したときはロマン・トレケルだったのですが、ゲオルグ・ニゲルに交代していました。初めて聴いた人ですが、歌も演技も代役とは思えない高水準のパフォーマンスで、この難役をクリア。マリーのナディア・ミカエルがまた素晴らしくて、堕ちていく女の哀しさを体ごと表現する音楽性の確かさに目を見張りました。ヴォツエックはキーリーンサイドで観たいと思っていましたが、これで満足することにしました。他の歌手陣も大健闘で喝采を浴びていました。

演出は以前観たルルのように背景が暗い舞台に牢獄のような小部屋が 片隅に配置されたシーンから始まります。時代背景などは手をつけずにヴォツエックの苦悩から精神に異常をきたし、マリーを殺害するまでの緊張感でピリピリするようなドラマを綿密な舞台構成で表現。大尉や医者の非人間性が虐げられる側ヴォツエックを追い詰めていく凄まじさ。ラストは死んで横たわるヴォツエックの傍で小さな声で歌い玩具を持って遊ぶ男の子・・・。

↓ お決まりのオーケストラのメンバーも舞台に上がって、ブラビー!

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シラー劇場は千席にもみたない小さな劇場でアットホームな雰囲気で気に入りました。ベルリンは音楽、美術と他の都市を凌ぐ豊かさがあります。次回はいつ来れるでしょう・・・。

帰途、ホテルの近くの寿司屋さんでビールに赤貝やカリフォルニャ巻など軽く食べて戻りました。

 

 

 

 


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2011年 秋の旅(8) ベルリン~ウィーン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

10/31(月) ベルリン12:45→ ウィーン14:00(Berlin air)

ウィーン/Best Western Hotels Beethoven 2泊

今日はまたウィーンに戻りました。ベルリン・テーゲル空港のターミナルはベルリンエアーともう一つの格安エアー(名前忘れ)専用の小さなターミナルが別棟になっています。いったん外にでますがさほど離れていません。ベルリンエアーは経営が上手くいっているようで、羽田~ベルリン線にも参入する噂もあります。欧州内のフライトだけと思っていたのですが、機内誌を見ましたら北京~ベルリンの直行便も飛ばしているようです。現在日本からベルリンまでの直行便はないので大歓迎!

この日はもうひとつの格安エアーとの共同便でした。すでに日本国内ではなくなった新聞雑誌のサービス、飲み物、簡単なスナックのサービスもあります。

↓ 赤い帽子の可愛いフライトアテンダントは写真でははっきりしませんが、ジーンズスタイルです。

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ウィーンのミッテ駅からは、タクシーを拾ったのですが、またもや交通渋滞。タクシーの運転手さんは日本のプレジデントが来て、交通規制のため混雑しているという説明だったのですが、実際は中国の首相だったようです。中国も日本も同じにみえるのでしょうか?

↓ ホテルの部屋  裏側のWルーム

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ホテルで早速WiFiを使い、最終チケットの確認(ティーレマンのリング2公演)をしたのですが、やはり、あなたには割当ては出来ませんでしたとの返事が表示され、この時点でスケジュールはB案に変りました。そのむね自宅に電話で伝えたのですが、少々風邪気味で喉が痛いので、かえって心配をかけてしまいました。この旅は身体的に小さなトラブルが続きます。歯肉炎が良くなったと思ったら、昨夜から片目がかゆくなり真っ赤に充血して結膜炎になり、喉の痛みも・・・。

移動の多い旅は無理になってきているのでしょう。老体を労わらなければ・・・休憩をたっぷりとり、夕方から楽友協会ホールのコンサートへ。19:30開演

The Cleveland Orchestra  Wiener Singverein  

Derigent:Franz Welser-Most    Sopran:Malin Hartelius     Sopran:Juliane Banse Tenor:Martin Mitterrutzner     Bass:Ruben Drole

Richard Strauss/Metamorphosen

Wolfgang Amadeus Mozart /Messe c-Moll ,KV427

 席は1.Parterre-Loge 3-2 日本式では1階の左バルコン3列目です。クリーブランドオーケストラはアメリカの有数な交響楽団として知られていますが、私は今回初めて聴きました。席の近くなので良く見えたのですが、オルガンの女性はかなりの年輩の方だったので、客演奏者だったかも・・・。

前半はR・シュトラウスの晩年に作曲されたメタモルフォーゼン。その死と哀しみの旋律・・・作曲された当時の大戦末期の失われていくドイツ祖国へ想いと今の日本の現状が重なって、かなりうるうる状態。何を観ても聴いても、もう3.11以前とは違います。

後半は一転して大人数のコーラス、ソリストで編成されたモーツアルトの教会音楽大ミサ曲、モーツアルトのオペラを別にして、大好きな曲です。生の演奏は初めてでした。天上の音楽と言ってもいい美しい祈りの歌。さきほどのメタモルフォーゼンとの相乗効果もあって、感動的なコンサートになりました。

↓ ウエルザー・メストを撮ったのですが、埋もれてます。

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帰途、ナッシュマルクトの魚介食堂でオーストリアの白ワインと前菜盛り合わせをいただいて、帰りました。

↓ 店内のショーケース。

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2011年 秋の旅(9) ウィーン [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/1(火)

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 今日は久し振りに美術史美術館の中世からの彫刻部門を見学の予定でしたが、行ってみるとそのフロアは全面改装中。。。それではともう何度も訪れてやや飽きていますが、上階の絵画部門へ。

今開催中の特別展はDepictions of Winter in European Art from Bruegel to Beuys<ヨーロッパの冬の風景>。ここのコレクションのブリューゲルの作品から始まり、モネのかささぎ(パリ、オルセー)やマルヴィッチの吹雪の翌朝(MOMA)まで展示されていました。けれど、冬の風景ばかり集めてみましたと言うだけ?なのか。。。詳しいことはよく分かりませんでした。

展示作品から絵葉書

↓ Meister der Münchner Marientafeln「キリストの降誕」1450 チューリッヒ美術館蔵     雪の中のNativityはそういえば珍しいかも。

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↓ ピーテル・ブリューゲル「嬰児虐殺」のコピー。長男の描いたコピーのうちの1枚(16世紀)。ウィーン美術史美術館蔵

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↓Caspar David Friedrichフリードリヒ「雪の中の樫の木」1829ベルリン・ナショナルギャラリー蔵

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ここのコレクションも観て歩きました。

↓ 洗浄したばかり?ピカピカのカラヴァッジョ「キリストの受難?」(タイトル不明)

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↓ Lorenzo Lottoロット「聖母子とアレクサンドリアの聖カタリナ、大ヤコブ、天使」1529(?)

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↓ Martin Schongauerショーンガウアー「聖家族」

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↓ Albrecht Durer デューラー「切った梨を持つ聖母子」1512

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ランチは館内のカフェで。ハンガリアンスープは美味でした。

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 今夜は初めてのウィーンナー・コンツエルトハウスでのコンサート。楽友協会ホールより数分のところ。建物は古いが優雅な装飾の大ホール。席は平土間5列目右寄り

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Emmanuel Pahud     Kammerorchesterbasel    Giovanni Antonini

前半はモーツアルトのフルート協奏曲とグルックの「オルフェとエウリデーチェ」より。後半はベートーヴェンの交響曲8番。

アントニーニは手兵のバロックのアンサンブル(ジョルダーノ・アルモニカ)を持っていて、来日して好評だったので、一度は聴きたいと思っていました。今夜はそのジョルダーノ・アルモニカではないけれど、バーゼル室内楽団といえば不足は全然ありません。前半はパユの華麗なフルートが際立つ美しさ。アンコールはオネーギンの手紙の場、ロマンティック!うっとり~♪後半はベートーヴェン、アンコールはセビリアの理髪師の序曲。ベートーヴェンよりロッシーニのほうが好みでしょうが良かったです。

後半になって二階席に演奏の済んだパユが座っていました。つい、ちらちら見てしまいました。ついでにパチリ(ぴんぼけですが)パユもベートーヴェンよりロッシーニのほうに拍手を盛んにしていたみたい。

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夜はかなり気温が下がって、朝方は寒くて目が覚めました。ここは個々の部屋で暖房の調節が出来ないのがマイナスです。

 


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2011年 秋の旅(10)ウィーン~ミラノ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/2(水)  ウィーン15:05→ミラノ16:30

 ウィーンからミラノに戻るフライトが昼便なので、ミラノ到着後は慌しくスカラ座へ向かうことになります。風邪気味で喉が痛いこともあって、用心のためチェックアウトの12時近くまでホテルでのんびり過ごしました。

フライトが遅れると2度目とはいえ『湖上の女』に間に合わなくなる恐れがありましたが、定時にミラノに到着。シャトルバスも夕方のラッシュアワーにかからないためとスムーズに走り、中央駅に着いたのは6時過ぎでした。1時間ほどベットに横になり、時間ギリギリに身仕度をして、駅前からタクシーで、スカラ座へ。

Gioachino Rossini
『La donna del lago』 ミラノ・スカラ座 8時開演。

Direttore:Roberto Abbado
Regia:Lluis Pasqual 

Giacomo V:Juan Diego Flórez
Douglas D’Angus:Simon Orfila
Rodrigo :John Osborn                                        Elena:Joyce DiDonato
Malcolm :Daniela Barcellona

席は26日の時より良い席。舞台に近いバルコンの前列です。それにしても、ようやくこの席が取れたにもかかわらず、平土間の良い席に空席が目立ちます。スカラ座のチケット販売の不透明さは困ったものです。舞台に近いバルコン2列目の4番という全然舞台の見えない席を売ったり・・・詐欺。

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ふと向かい側のバルコンをみると、kikukoさんがすでに席についていました。手を振って合図。わに子さんは私の並びのバルコンでした。

ウィーンとベルリンで、優れた舞台を観て来たばかりのせいか、2回目のせいか、あまりのめりこめなかったのは残念でした。今夜のスカラ座はお客さんの拍手も少なく、イタリアオペラの熱気というものが感じられません。経済状態が悪化しつつあるイタリアでは国からの援助もこれから少なくなる一方ではないでしょうか・・・。私にしても、イタリアでのオペラ鑑賞がそれほど魅力のあるものではなくなっています。

初日に感心したオズボーンも、前半はさっぱり高音がでません。本人も狼狽状態で、アクションにも乗れていないのは観ていて気の毒なほど。バルチェッローナも初日のほうが良かったですし、フローレスは相変わらず見事に無難に歌ってはいますが、心に伝わってくるものがありません。フローレスといえども守りに入ってしまうと、つまらない歌になります。デドナードは風邪気味だった初日よりもこの日の方が彼女らしい颯爽とした歌唱でブラヴァー!

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幕間ではKikukoさん、わに子さんにお会いしてお喋り。なんかフローレス熱が冷めちゃったというとびっくりされていたよう・・・。思えば1999年このスカラ座で初めてフローレスを聴いてから13年。NYへ、パリへ、ペーザロへと追っかけのオペラ行脚でした。こういう旅もそろそろ終わる予兆でしょうか・・・。

帰りはKikukoさんと同じホテルなのでドゥオーモのメトロから中央駅に出て、ホテルへ。夜も遅く疲れました。明日の朝食をご一緒にと約束して、それぞれ部屋へ。


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2011年 秋の旅(11) ミラノ~パルマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/3(木)  ミラノ10:00→パルマ11:19(FS)

パルマ/Palazzo Dalla Rosa Prati 2泊

 8:00にkikukoさんと朝食をとりながら、11/6のパロンバラ・サビーナの打ち合わせ。Kikukoさんに調べていただいたバス停の場所などお聞きして、不安が解消されました。なんとか辿り着けそうです。後は現地での天候が良くなることを願いつつ、San Giovanni in Argentella教会で待ち合わせを約束して、お別れしました。

9:30にチェックアウトし、5泊分の荷物を抱え、中央駅からパルマに向かいました。パルマからは駅前のガリバルディ大通りを歩き、8年ぶりのピロッタ宮を横目にドウオーモ広場へ。宿は洗礼堂の隣の紅殻色の建物です。表示が小さくて入り口を見逃しうろうろ。

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まだ部屋の用意ができないからと、同じ建物のお洒落なカフェに案内され、ウエルカムドリンクのサービス。

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↓ カフェのコーナーからも洗礼堂が見えます。

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30分ほどで迎えに来てくださって、部屋へ。いったん中庭にでて別棟からの2階の部屋ですが、エレベーターも有ります。

↓ 予想以上に広く素敵な部屋

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↓ キッチンつき

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↓ バスルーム。ジャグジーつきのバスタブにタオル掛けも温熱タイプ。

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↓ 窓から手が届きそうな淡いサーモンピンクの洗礼堂!

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ここで2泊できると嬉しくてうきうきしながらも、のんびりする暇もなく外出。

↓ ここは初訪問のCAMERA DI SAN PAOLO (通称コレッジョの部屋)閉まるのが13:30なので、忙しい・・・。入り口までのアプローチ。突き当たりの門をくぐると左にチケット売り場(2€)。

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↓ 「コレッジョの部屋」は門の手前右が入り口です。以前は女子修道院だった建物の一部に付随。

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見学者は私独り。写真もOKでしたが窓のない暗い部屋では上手く写っていませんでした。

↓ 天井画 Correggio コレッジョが1519年に描いた傑作。短縮法によるイリュージョニズムの表現。16に分けた傘型にプットー。リュネットには古典古代の象徴的人物。

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↓ 暖炉?のうえに凱旋車に乗るディアナ

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隣室はAlessandro Aradiが1514年に描いたという、これまた凝った壁画で埋め尽くされています。

↓ 天上画

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大聖堂や洗礼堂は昼休みが長く、午後は3時からのオープンです。それまではお待ちかね(笑)のパルマの美食を楽しみましょう~というわけで、8年前にも入ったことのあるグレッピアというレストランへ。あの時の親切なおじさんは居ませんでしたが、

↓ 懐かしい店内

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↓ ワインは白。グラスで頼んだのにボトルがきちゃいました。でも6€だったので、安い!

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↓ アンティパストはカルチョーフィ(アーティチョーク)、ソースはクラッテロが入っているとか。アーティチョークのホロ苦味とソースのまったりした味のハーモニー。

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↓ テーブルでお給仕される

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↓ エミリア・ロマーニャ名物のセコンドはトルテッリーニ・イン・ブロード。

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↓ デザートは甘くなく、オレンジピールの爽やかなもの。名前忘れ。

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↓ プチフールは1個だけいただいて、数個はこっそりお持ち帰り。

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さて、そろそろ3時です。まずBattistero洗礼堂の外観から見学。八角形の淡いサーモンピンクの大理石の壁の優美な洗礼堂(1196~1270年)はロマネスク=ゴシックスタイル。

↓ 全景は夕方暗くなってから撮ったので、こんな感じ

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 ↓ 3つの扉口はアンテラミの作品  それぞれがロマネスクの素朴さとゴシックの華麗さが素晴らしい調和を見せています。

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↓ 外壁に刻まれた浮き彫り。

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内部に入ると修学旅行?の中学生グループと一緒になりました。先生が何度も「シーッ!」と注意するほど騒がしい・・・。

↓ リブ構造のクーポラに描かれたフレスコ画はゴシック期のもの。その下は2層の小開廊に低いニッチ

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↓ ニッチの彫刻もアンテラミの作品

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他は月暦、四季、星座などの高いところにある浮き彫りは撮影に失敗。

さて、次はDuomoドウオーモ(12世紀ポー川流域ロマネスクの代表的建築)。の見学です。まずは外観を・・・あらら正面の写真がない!忘れました。一番上の写真を観るとファサードの上に3層の開廊。壁面は淡いピンク、ベージュ、グレーの石が混ざり合って、全体は蜂蜜色に見えます。

↓ 中央扉口に獅子が支える柱廊式玄関。

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↓ 左右の扉口

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↓ 北側面

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↓ 後陣外観

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内部はカメラ禁止。雨の日で、照明もほとんどなく暗かったので、撮っても失敗したでしょう。小銭を入れて点灯しなければ、クーポラ(コレッジョ)もアンテラミ作のレリーフ「キリスト降架」も闇の中状態。

↓クーポラはコレッジョの「聖母被昇天」(絵葉書)天空に吸い込まれて行きそう~。

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後陣側にサン・ジョバンニ教会があり、6時からオープンということで入ってみました。ここもほとんど明かりがなく、一部ロマネスクが残っているようです。

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↓ パルマの中心地ガリバルディ広場まで散策。

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↓ ホテルに戻りましたら、ケーキを届けてくれました。疲れたので、手持ちのカップラーメンにチョコレートケーキと美味しい苺で部屋食。

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2011年 秋の旅(12) パルマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/4(金) エミリアロマーナ・ロマネスク巡り

パルマ10:23→フィデンツァ10:33/11:35→ピアチェンツァ12:02/12:50→ヴィゴロ・マルケーゼ13:37/14:37→カステッラルクアート14:35/16:55→ピアチェンツア17:50/18:22→パルマ18:48

 パルマの宿の朝食は前日時間を予約すると、部屋に届けてくれます。このホテルで欠点を挙げるとすると、この簡素な朝食でしょうか。キッチンつきなので、時間があれば果物や野菜を買ってきて、プラスすれば問題はないのですが・・・。

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↓ ホテルの外に出ますと、朝から賑やかにマーチや人の声。毎年この日は何かの(聞き取れず)祝日なのだそうです。フェスタとなるとバスの運行が心配になりましたが、パルマ独自の催しのようでした。

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↓ 駅までの道すがら、パルマ名産のハムやチーズを売る店が目に付きました。

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 パルマからFSで10分ほどでFidenzaフィデンツァです。この日も一日中雨でした。車通行禁止の商店街は人の行き来が多く、活気があります。中世にはローマへ向かう巡礼者がvia Francigenaフランス街道に入る前にここに立ち寄り、この町の殉教者サン・ドンニーノの遺物を拝んだといいます。ボルゴ・サン・ドンニーノと呼ばれていた町は1921年に現在の名前に変わりました。以前エミール・マールの『ロマネスクの図像学』で、この町に興味を持ち、地図上で探したのですがその時は分からずじまいでした。今回の旅を計画して初めてボルゴ・サン・ドンニーノ=フィデンツァということを知りました。

↓ 駅から徒歩数分、町の中心ガリバルディ広場の市庁舎

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↓ ここから2ブロック先を左折するとドゥオーモの後陣が見えてきます。

フィデンツァのドウォーモ   ポー川流域のロマネスク建築の代表作。11世紀末から12世紀初頭に建築が始まり、後陣外部といくつかのクーポラはゴシック期になって完成。

↓ 後陣のトップを飾るフリーズはパルマと同じ尖頭アーチの連続模様。小開廊や壁の石積なども似ています。

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↓ 外壁を飾る彫刻も面白い物が多いです。

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↓ 南側面

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↓ 巡礼たちの姿が刻まれているフリーズ

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↓ 二つの塔に挟まれたファサード。右の塔の下部に

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↓ これが観たかった!と思わず駆け寄りました。「アレクサンドロスの昇天図」

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↓ まったく同じ図像(アレクサンドロスが両手に持つ竿、左右のグリフォン」がプーリア地方のオトラント大聖堂の床モザイクを飾っているのです。(2002.10訪問)

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フランスの旅芸人たちによってもたらされた叙事詩がイタリアの彫刻家によって刻まれたものと考えられています。多くの巡礼たちがこの聖堂を訪れ、聖人の遺物を拝み、この聖堂を仰ぎ見ながら旅芸人のアレクサンダー大王の物語に耳を傾け、ひとときの休息をとり、またはるかなローマを目指す旅路についたのでしょう。

↓ 中央扉口の玄関廊にはおきまりの獅子が柱を支えています。彫刻群はアンテラミまたはその工房の作と考えられています。アンテラミはフランスのプロヴァンスで修業したので、アルルやサン・ジル聖堂に似た構成をとっています。

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↓ 左右の扉口には羊さん

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↓ 右扉口上部

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↓ タンパンに彫られた聖ミカエルのドラゴン退治

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左扉口周辺は解読の難しい彫刻が多くならんでいます。多分フランスからもたらされた叙事詩がテーマと考えられています。

↓ これは壁面の文字からヘラクレスと分かります。

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↓ 左扉口玄関廊上部

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↓ 左扉口タンパンは聖母子と信者たち

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↓ 内部の一段と高くなっている下はクリプト

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↓ クリプトでは熱心な信者のファミリーがお祈りの真っ最中でしたので、遠慮しました。入り口付近から。

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駅に戻り、予定より15分ほど早い汽車に飛び乗り、ピアチェンツァへ。  続く

 

 

 

 

 

 

 


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2011年 秋の旅(12続) パルマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

 続きです

 フィデンツァから乗ったのは特急だったので、ピアチェンツァに着いたのは11:40頃。予定のバスより1本前の11:55発に間に合う時間でした。ところが15分あれば停留所も探し出せると思ったのは大間違い・・・市内バスのほかの近郊線は5つくらいのバス停に分かれ、それぞれ番号が大きく停留所の屋根につけられています。ところが私の乗るべきバスの41番はどこにも見当たりません。道路の向こう側左手の停留所は1箇所だけ番号が表示されていませんので、そこに違いないと行って、バスを待っている人に尋ねたのですが・・・41番のバスなどないという答えです。実際はその人の後に貼ってある紙に小さく印刷されていたのです(番号は書かれていません)。このときは気がつかず、あちこち探し回っているうちに、市バスが車体の色は違うものの同じバス会社なのに気がつき、停まっていたバスの運転手に尋ねましたら、先ほどの番号のない停留所からLugagnano行きに乗ればよいとのこと。振り返るとがそれらしきバスが・・・でも戻る間もなく発車して行ってしまいました。もしかして遅れてくるかもと15分ほど待ちましたが、寒いので近くのバールに避難。コーヒーとトイレタイム。10分前に戻ってみますと、先ほど見かけた人たちがそのまま辛抱強く立って待っていたのにびっくり!

ほぼ時間どおりに現れたバスにようやく乗車し、50分ほど走るとVIGOLO MARCHESEヴィゴロ・マルケーゼです。一緒に乗った老婦人が橋を渡るとき、聖堂はあちらよと教えてくれて・・・チラッと見えました。ここに間違いなし!

↓ バスを降りると橋の向こうにSan Giovanniサン・ジョヴァンニ教会(11世紀初頭、初期ロマネスク)

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↓ 教会後陣の右に洗礼堂の可愛い姿が見えてきます

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↓ 晩秋の林や畑を背景に・・・半円形の後陣が3つ付随。

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↓ 教会正面方向から・・・残念なことに洗礼堂の扉は堅く閉ざされていました。

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↓ 教会と洗礼堂はロンバルディア帯と付け柱のシンプルな外観で統一。

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↓ 教会は開いていました。木組み天井とアーケードの太い柱

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誰もいませんので、ここで持参の赤飯のおにぎりでランチにしました。教会の中で食事したのはそういえば初めてでした。マナー違反かも知れませんね。柱頭彫刻や壁画などの観るべきものはありませんが、ロマネスク初期の素朴な、Val d'Ardaヴァルダルダ(アルダの谷)の風景に溶け込んだ教会と洗礼堂はピースフルな静かな美しさをたたえています。

バス停に戻り、傍のTタバコ屋で次の目的地カステッラルクアートまでのチケットを買い、そのまま寒いので店内に留まっていました。ところが15分も前にバスが来たのです。この線は1本しかないはずなので、それでもまさか!という思いで発車寸前の運転手さんに訊いたところ、間違いなくカステッラルクアート経由のLugagnano行きでした。「なんちゅうこった~信じられない!」とバスに乗り込みました。乗ってから気がついたのですが、私より先に来て、寒いのに外で待っていた老紳士はどこ?反対方向のバスを待っていたのだといいけれど・・・。

 10分弱でカステッラルクアートのバス停に着きました。地図を見ながら町の中に入っていきました。小奇麗なカフェやホテルが並んだ広場があり、煉瓦と凝灰石の家々の並ぶ坂道を登りました。「イタリアの美しい村」に登録されただけあって、ゴミも落ちていませんし、家々には花が飾られ整備されています。観光シーズンはもう終わったのでしょう。雨が静かに降る日の村は観光客の姿もなく、地元の人もほとんど歩いていません。

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↓ この狭間のついた塔の下をくぐり、左手方向の外周の道を登っていきました。

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↓ まだ3時前ですが、天候も悪いので、薄暗くすでに夕方のようでした。城壁が見えてきました。

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↓ 突き当たりの城壁の右に市庁舎広場

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↓ Collegiata参事会教会 の後陣。ロンバルディア様式のフリーズとくり抜かれたクロスの装飾が統一感のある美しい外観を見せています。

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↓ 正面から見ると左側面に15世紀の柱廊。扉口はロマネスク様式。

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↓ 扉口のリュネットの彫刻は1185年、アンテラミ派によるもの。

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正面方向にまわりますと教会には鍵がかかっていました。隣接の回廊(14世紀)へ直接行ける入り口があり、そこにデスクがあり、係員がいます。回廊と付随した博物館は有料です。

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ここを観たあと、係員が教会の鍵を開けてくれましたが、明かりもつけてくれなくて、不親切です。こんな日に誰も来ないと思ったのに、面倒だったのでしょうか。機嫌の悪いおじさんでした。なんか頼みに戻る気もしなくて・・・暗い内部をうろうろ。12世紀の柱頭も良く見えませんでした(涙)。

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↓ 13世紀の洗礼盤。

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↓ 雨に濡れた石畳がしっとりと美しく

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↓ 元の下の広場に戻り、バールでドーナツとカプチーノでひと休み。見かけはケバイお姐さんでしたが、親切。寒そうな私に奥のほうが暖かいよと言ってくれて、そんな一言にほろっと嬉しい一人旅のさすらいおばばでした。

また、時間前にバスが来るかもと20分前にバス停に行ってみましたら、もう待っている方が・・・やっぱり、地元の人にも信用がないバスの運行状況なのですね。

↓ バス停の近くに牛のディスプレイがあり、よく見ると牛乳の自販スタンドでした。車で来て買っていく人も。

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5分遅れで来たバスでピアチェンツァまで。日はすっかり落ちて、真っ暗な田舎道や小さな町を通り、ピアチェンツァの駅に着いたのは6時近くでした。予定の電車より早い急行があったので、それに乗ってパルマへ帰りました。ホテルまでの通りに適当なレストランがあれば夕食も済ませて帰ろうと思いましたが、見当たりません。ホテルのレセプションで、お勧めのレストランを尋ねてますと、日本人の女性が現れて、昨日行ったレストラン「サンタ・マリア」が美味しかったわというので、そこを8時に予約してもらいました。

部屋に戻り着替えて外出。エレベーターの前で「こんばんわ!」と白人の男性(多分英国人)が日本語で挨拶。先ほどの方のご主人でした。ガリバルディ広場近くのレストランでも一緒になりました。アンティパストはクラッテッロの盛り合わせ。セコンドは海老のパスタ。味はまあまあ、値段は昨日の「グレッピア」と同じくらい。ならあちらのほうが良かったかも・・・。

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夜の裏通りも安全で、どこか他の町より品の良く感じられるパルマ。このホテルにまた泊まって、レッジョ劇場でヴェルディのオペラを観たり、今回は行かれなかったパルマ南に点在するロマネスクの小教会を回るのも良さそう~。楽しい夢を見ながら就寝。

 

 

 

 

 

 

 


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2011年 秋の旅(13) パルマ~ローマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/5(土)  パルマ10:30→ボローニャ11:28(乗り換え)→ローマ14:13

ローマ/UNA HOTEL ROMA  3泊

 朝から雨模様・・・つくずく今回の旅は天候に恵まれません。タクシーでパルマの駅へ。駅はホームも含めて大改装中なので、雨を避けて駅の仮設待合室に居ました。何人かの黒人の旅行者(または物売り?)が居たのですが、警官が入ってきてかなり厳しく取り調べ、終いには待合室を追い出されていました。不審者には見えなかったので、気の毒な気もしました。日本人は甘いといわれそうですが・・・。ミラノやローマのような大都会はもちろんのこと、パルマも警戒中の警官の姿を多くみかけました。

ボローニャでの乗り換えで、エレベーターをみつけたのですが、故障?動きません。ようやくホームごとにエレベーターがついたらしいのですが・・・。ローマまでは1等を奮発したので、車内サービスにスパークリングワインに簡単なおつまみがでて、朝のパンを持参してましたので、これがランチになりました。

 ローマの宿は初めてのところです。駅から100~200Mの至近距離にできた新しいホテルです。この近辺は雑然とした感じでしたが、ホテルの前の通りは綺麗になりました。

部屋はまあまあの広さ。でも、暖房があまり効かなくて・・・。

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ローマは晴れ、パルマより5度以上は気温が高く、夕方でも温かでした。マッシモ宮は19:45までオープンしていますので、まずはSan Lorenzo Fuori le Mura教会まで行ってきました。

テルミネ駅から地下鉄B線でPoliclinico駅へ。ところが駅から地上にでて、反対方向に歩いてしまいました。数分歩いて通りの名前を見てVia Nomentanaノメンターナ???それでも気がつかず数分歩きました。10分で目的の教会が見えるはず・・・どうやら間違ったらしいと気がつき、どっと疲れが・・・小さな広場のバールに入り休憩。教会の閉まる時間が迫っているので、目の前のタクシー乗り場からSan Lorenzo Fuori le Mura教会へ。

↓ コズマーティ様式の床が広がり、古代の円柱に支えられた内部に足を踏み入れると、ローマの教会に来たのだという感がじわーっと湧いてきました。

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San Lorenzo Fuori Muraサン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ教会  コンスタンティヌス帝によって330年に建立され、6世紀に再建。432年には反対側に別の聖堂が建てられたのですが、8世紀になってひとつに統一され、12世紀に鐘楼、正面の柱廊は13世紀に加えられました。

↓ コズマーティ様式の説教壇(13世紀)

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↓ 司教座もコズマーティ一族の作品(13世紀)

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↓ 内陣

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↓ 内陣のチボリウムは1148年

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↓ 左側廊壁を一部くり抜いて、2つの聖堂を繋げたときに被されたと思われる以前のベラギウスのバジリカの壁画を観られるようになっています。仏画のよう・・・。

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12世紀末のロマネスクの回廊はすでに閉まっていて見学できませんでした。しょんぼり。

↓ 正面扉口のライオン像も12世紀のもの

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↓ 正面柱廊の上部の12世紀モザイク。中央に「神の子羊」

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↓ 外は既に夕暮れ

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ここから勾配の緩い坂道を徒歩10分くらい登ると先ほどの地下鉄Policlinico駅です。テルミネ駅まで戻り、ローマ国立博物館(マッシモ宮)へ着いたのは5:30。ここは閉館1時間前まで入れば良いので、余裕でした。

↓ まずは3階の「リヴィア家のフレスコ画」(紀元前20~10年)の部屋。ガイドツアーなしでいつでも見学できるようになってました。写真もフラッシュ無しでOK。

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↓ 部屋の入り口にフレスコ画に描かれた植物図鑑のパネル

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↓ 「ファルネジーナ荘の壁画」

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↓ 上の写真の正面の壁上部の優美な天使

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↓ 2階の彫刻室より下は以前見学済みなので、簡略に

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見学が終わると、簡素なランチだったこともあり、疲れと空腹でふらふら。ホテルで紹介予約してもらったレストランで夕食。

前菜はアンティパスト盛り合わせ、↓ セコンドは海老と烏賊のフリット、からっと揚がって美味。小さなTRATTORIA CECIOはかなり繁盛していて、予約必須のようでした。

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明日は今回の旅のハイライトです。なんとか晴れてください!と、晴れ女の私も神頼みしつつ就寝。

 

 

 

 

 


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2011年 秋の旅(14) ローマ [2011秋ウィーンとイタリアあちこち巡る旅]

11/6(日) ラッツォ・ロマネスク巡り

 朝、カーテンを開けると少し青空が出ていました。途中で雨になるかも・・・と天気予報の雨マークが頭から離れません。地下鉄でTiburtinaティブルティーナ駅へ。ところがFS駅が分かりにくくて、うろうろした挙句ようやくホームへ。10:36Avezzanoアヴェッツアーノ行きに乗車。

ローマから1時間あまり、緑のティブルティーニの谷や田園地帯が広がり、とても良い眺めです。

↓ 車窓から

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 ↓ Tivoliティヴォリ駅には11:39到着 ホームに古い鳥の彫刻

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Googleのストリートビューで下調べたとおりに、駅から右へ数分歩くとLargo S.Angeloサンタンジェロ広場です。

↓ ここのTスタンドで、パロンバラ・サビーナまでのチケットを買いGoogleでは見つけられなかったバス停を教えてもらいました。  

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 ↓ この広場から街方向に抜けるとアニエーネ川にかかる古い石橋があります。

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ティヴォリは古代ローマ時代から知られた避暑地で、ハドリアヌス帝の別荘をはじめ、16世紀以降はエステ荘や洞窟、展望台なども造られました。しかし、私がここで観たいものは・・・そうロマネスク聖堂なのです。他に興味がないというわけではなく、単に時間がないということで、優先順位が決まってしまいます。

さて、橋を渡り迷路のような旧市街に入っていきました。平面地図では把握できませんでしたが、坂道の多いこと!夏でなくて良かったです。

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↓ ドウオーモ広場

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↓ 鐘楼だけがロマネスク期

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↓ ドウオーモからSan.Silvestro教会への坂道(Via del Colle) 今にも崩れそうな建物が多い

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↓ 路地の家の前の母と子。カメラを向けると明るく手を振ってくれました。

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↓ 同じくコッレ通りの家

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↓ San.Silvestroサン・シルヴェストロ教会 コロンナート広場に面して建っているロマネスクの教会。単廊式のバジリカ。後陣のフレスコ画は13世紀のもの。オープンの時間が分からなかったので、ガラス扉が開いていたのでラッキーでした。私が見学中に管理人さんが来て、見学が終わってから鍵を閉めたのでギリギリセーフでした。愛想の良いおじさんで、日本から来たというと素晴らしい国だねといって握手。

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↓ 道路に面した北側面。後陣は民家と繋がっていて観られません。

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元の道に戻り、時間があるのでエステ荘へ。

↓ 途中のサン・ピエトロ・アッラ・カリタ教会。日曜日のミサが終わって飲み物やスナックを手にした信者さんたちが大勢。5世紀に創建された教会。ファサードと鐘楼はロマネスク。

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↓ この近辺は中世後期の住宅が並ぶエリア。風情があります。

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↓ エステ荘の入り口が遠いので、途中でギブアップ。結局は柵越しに写真を1枚だけ。

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サン・タンジェロ広場に戻り、庭の広いレストランでスパゲッティ・ア・ラ・ボンゴレ一皿のランチ。さて、いよいよパロンバラ・サビーナを目指します・・・続く。

 

 

 

 

 

 


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