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オペラと美術の旅2006春 ブログトップ

2006年の旅 [オペラと美術の旅2006春]

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
余りそうなおせちを私がせっせと消化して、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを楽しんで、
パソコンに向かうと早くも元旦も過ぎようとしています。

鬼が笑うと言いながら、早くから計画をたて楽しみにしてきた今年のオペラの旅ですが、お正月過ぎに夫の心臓弁膜症の手術の予定が入り、急遽計画の見直しを余儀なくされました。
夫は一ヶ月後に退院予定ですが、快復次第では2006年の旅計画は幻となるかもしれません。
こうなると、いつも「早く嫁に行ってよ~」といじめている長女が頼り。クリスマスプレゼントも張りこみました。(^^;)無事に行くことができたアメリカからもコーチのバックをおみやげに・・・。(痛)

2005/1月末に夫婦で参加予定だったチュニジア、マルタを訪れるツアーもキャンセルしました。
代わりに15年も使っていた古いTVを40型の液晶に買い替えました。明日1/2の「椿姫」ハイヴィジョンで観られます。ザルツではどうしてもチケットがゲットできず諦めた舞台ですので楽しみ!!


 スケジュール(1)
3/27~4/9(12泊14日)「N.YとL.A、オペラと孫を訪ねての独り旅」
 N.Y・・・3/27 札幌~成田~ニューヨーク  
           HUDSON NEW YORK 5泊(APPLEで予約済)
     3/28 『フィデリオ』レヴァイン指揮マッテラ、モリス (チケット◎)
      29  『ルイザ・ミラー』?指揮フリットリ、シコフ、C.アルバレツ(チケット◎)
      30  『マゼッパ』ゲルギエフ指揮グリアコーヴァ、プチーリン(チケット◎)
      31  『ドン・パスクアーレ』レヴァイン指揮フローレス、ネトレプコ(チケット◎)
 L.A・・・ 4/1 ニューヨーク~ロサンゼルス
           娘夫婦宅5泊
      4/2  『フィガロの結婚』ケント・ナガノ指揮アブドラザコフ、バーバラ・ボニー、
          ピエコチェンカ (チケット◎)
 東京・・・4/6.7 ロサンゼルス~東京 
           渋谷エクセルホテル東急2泊
     4/8  東京オペラの森「ヴェルディ:レクイエム」
        ムーティ指揮フリットリほか(先行予約で◎)
     4/9  東京~札幌

 
はいはい姿のめんこい(バババカ)初孫の1歳のバースディにあわせた旅でしたが5月半ばには歩き初めたそう・・・逢いたい!見たい!


 スケジュール(2)

5/3~6  ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」 東京 丸の内ホテル3泊

 ♪~ チケット13公演!!手配済み 。昨年の大評判をとった国際フォーラムで催される音楽祭は今年はモーツァルト一色ということで俄然!行く気になりました。会場の近くに宿をとります。何度か利用した東京ステーションホテルが3月末で閉鎖されたため丸の内ホテルに予約。休息をとりながらの音楽三昧になりそうです。

歌舞伎の時間配分が上手くいかず4チケットが宙に浮きました。ネットオークションにかける暇も無く、MIXIでも引き取り手がないので現地でさばくことになりそうです。......結局会場でチケットを売ることは禁止されているとのこと。無駄にしてしまいました。

モーツァルトが好きというだけのクラシックの経験も人に誇れるほどのものもないミーハーファンですが、自分なりのモーツァルトを楽しむことができました。フランスのナントがお手本の音楽祭はビルバオやリスボン、昨年から東京でもか開催され大成功をおさめています。フランスで活躍している演奏者が多かったこともありドイツ系のモーツァルトよりフランスの香りが漂う柔らかな響きでした。チケットの選択は歌曲の入ったものを中心にあまり聴く機会のないものを主体に組み合わせました。友人の評などを伺うとあれもこれも聴きたかったと後悔・・・それでも魅力的な演奏の数々を堪能できて、シアワセな4日間でした。

5/3  16:00 クラリネット協奏曲K622、協奏交響曲K297-b 沼尻竜典指揮/東京モーツアルトプレイヤーズ(ホールA) ☆☆  

♪~見覚えのある若い演奏者がちらほら。札響のメンバー?

クラリネットのR・ヴィヨをはじめ4人の管楽器奏者の典雅、繊細な演奏に痺れました。息のあったハーモニーは彼らがパリ・バスチーユ・アンサンブル(8人)という日ごろからの演奏活動を通じてつちかったものです。

次のコンサートの前に友人と待ち合わせ有楽町のパテシエAOKIでお茶。ホントに癖になる甘さのケーキは美味!ホテルでのおやつにといただいたオレンジスライスチョコも抜群でした。(^^)もちろん帰りにまた寄って、おみやげをどっさり買い込みましたが・・・高いのが玉に瑕。(汗)丸の内界隈はここはパリ?と思うほどカフェ、ビストロ風のお店が多く、そのなかの一軒で夕食を済ませ次の演奏会へ。

20:45 レクエイム二短調K626 ミッシェル・コルボ指揮/ローザンヌ声楽アンサンブル シンフォニア・ヴァルソヴィア(ホールA) ☆☆

ドイツ的重厚な演奏に慣れているせい?やや物足りない感もありましたが、その分シンプル、清楚な演奏でした。結構こういうほうが好きです。(^^)


5/4  10:15 ホルン協奏曲3番K447、アダージョとフーガk404a,デヴェルティメントK137、ザルツブルグ交響曲3番 ベルリン古楽アカデミー、V・ルクス(ホルン) (ホールB7) ☆☆☆

♪~古楽器のアンサンブルの女性演奏者たちの衣装がとても素敵。それぞれの個性にあわせた黒と朱赤の絹地のドレスやパンツスーツ、ショールなど。(写真は紹介HPから)ホルン協奏曲は曲目変更にひっかかり2度違う奏者で聴くことに・・・較べると後半に聴いたほうが良かったのですが、アダージョとフーガk404a,デヴェルティメントK137、ザルツブルグ交響曲3番は古楽器の雅な響きにスピード感がプラスされた演奏。モーツァルトのみずみずしく、チャーミングなところが余すところなく表現されていてvery very good!!       

11:45  セレナード11番K375、「フィガロの結婚」よりアリア(管弦八重奏版) パリ.バスチーユアンサンブル(ホールD7)☆☆

前日聴いたパリ管などで活躍している4人に加えて8人の木管アンサンブルの演奏。セレナードは素晴らしく良いハーモニーだったもののフィガロのほうは?

楽器の名前に疎い私ですが、生の木管楽器の演奏でようやく、それぞれの形と音とが一致して・・・勉強になりました。(汗)

16:30  歌舞伎座 5月歌舞伎 団菊祭(菊五郎、菊之助、海老蔵、松禄、三津五郎)菊之助の「保名」VS海老蔵の「藤娘」が目玉。若手だけに見た目は美しいけれど舞踊はまだ修業が足りないようです。けど私は菊之助びいき。

病気からカムバックした団十郎は昼公演のみの出演だったので当初予定していた昼のチケットは完売。夜に切り替えましたが時間の関係で3幕目をパスしてホテルに帰り休息。

22:00 ヴェスペレK339、聖母マリアのオッフェルトリウムK277、レジナ・チェリK276 ペーター・ノイマン指揮/ケルン室内合唱団(ホールA) ☆☆☆

朝10時から国際フォーラムに行き2つの演奏会そして上野のバルラハ展を逃せないわと芸大の付属美術館へ。JR上野駅から結構歩き、ローヒールの靴でも足が痛くなったので歌舞伎座まではタクシー。↑にも書きましたが夜の演奏会のため歌舞伎を途中で抜け出しホテルへいったん帰り休息しました。

1時間ほど横になっていたのですが、まだ疲れていてどうかな~と思って臨んだコンサートでした。ヴェスペレは夕べの祈りの賛美歌です。モーツァルトの教会音楽のなかではミサ曲K427の次に好きな曲です。聞き逃す訳にはいきませんのでヨロヨロと会場に向かいました。生で聴くのは初めてでしたが中国人のソプラノをはじめソリストたち、合唱が素晴らしく、体力的には厳しかったにもかかわらず「熱狂の日」のなかでは私の最高のコンサートになりました。アンコールのアヴェ・ヴェルム・コルプスはもう鳥肌がたつような美しさ・・・コンサート会場ではなく聖なる別世界に漂っている心地で感涙。

5/5   11:00 新橋演舞場 5月歌舞伎(吉衛門、染五郎)

遅めの朝食をのんびり済ませ新橋演舞場へ。ここは15年ぶりくらいでした。幕間には桟敷席だったのでお弁当も届けてもらいゆったり、贅沢しましたが、昨日の疲れが残っていたので正解でした。

吉衛門が座長ということもあり大活躍。大柄な彼は声も良く通り本当に素晴らしい役者だと再認識しました。また、染五郎の三番そうも昨日の菊之助たちよりも完成度が高く、みっちり稽古を積んだ精進の後が伺え、頼もしい若手と思いました。
    

17:30  3台のピアノのための協奏曲K242、2台のピアノのための協奏曲K365 (ホールA)☆☆

「2台のピアノ~」のエヴリン・ベレゾフスキーとボリス・ベレゾフスキーは兄妹なのでしょうか?(6/4NHKで放映/父と娘だそうです)エヴリンはまだ15歳くらいの愛らしい少女ですが、ボリスに負けない天分の持ち主のようです。すでにファンがいて花束を受け、はにかんでいました。ボリスは大きな身体を遠慮がちにかがめて大事なものを扱うように繊細な音をだしていました。テレビでは結構荒っぽく弾いていましたね(汗)(写真)エヴリンはすでにイギリスでプロとして活躍しているそうです。

「3台のピアノ~」はボリス・ベレゾフスキーにN・ルガンスキーとA・メルニコフを加えた演奏。「2台~」に較べるとちょっと平凡。      

20:15 モテットK165、ハイドン「サルヴェ・レジナ」 (ホールC)☆☆☆

リチェルカール・コンソート  指揮:フィリップ・ピエルロ  ソプラノ:ドロテーエ・ミールズ  メゾ・ソプラノ:ロミーナ・バッソ  テノール:ジュリアン・ポッジャー  バリトン:フリオ・ザナーシ

ハイドンは今まで苦手意識があって、積極的にCDを買うこともなく、私的には忘れていた作曲家でした。しかし、この夜の演奏はとても感銘度の高いもので、モーツァルトを語るときは欠かせない作曲家であることを突きつけられたような、そんな演奏でした。笑顔の綺麗なソプラノの衣装が着物のようなロング・ドレス(しかし、一方の肩を出したモダンなもの)に裸足のスタイル。とても素敵でした。友人たちの評判どおりのバッソの声、フィリップ・ピエルロの切れのいいなかに豊かな音色の醸し出されるリチェルカール・コンソート の優れた演奏・・・参ったなぁ~こういう音楽に触れると後が辛いなぁ~。写真はロミーナ・バッソ

     
22:15  ピアノ協奏曲9番K271、交響曲29番K201 イェルジ・セムコフ指揮/ルガンスキーP(ホールA)☆

やはり辛かった・・・。最近活躍しているというルガンスキー も冴えず。

5/6  10:00 ピアノソナタ18番K576、ヴァイオリン・ソナタ25番K301,ヴァイオリン・ソナタ41番k481 児玉桃P堀米ゆず子Vn(ホールB5)☆

ますます辛かった・・・。同時間でチケットがダブった小菅 優さんのほうにすれば良かったと深く後悔。

 
12:45 ホルン協奏曲3番K447、交響曲25番K183 下野竜也指揮/ブルターニュ管 (ホールC)☆☆

図らずもホルン協奏曲3番の聴き較べになったのだが、H・ジュランはアンサンブルでの優れた演奏をすでに2回聴いていたこともあってお馴染み?に。ソリストとしての彼は初めてだったが素晴らしい演奏だった。フランスのホルンの柔らかく繊細な響きは格別でした。確かフランス国立管の主席ホルン奏者もつとめ、CDも何枚か録音しているとのこと。まだ若くハンサム。(写真より実物のほうが渋くイイ男です)

14:30 ミサ曲ハ短調K427  ミッシェル・コルポ指揮/ ローザンヌ声楽アンサンブル(ホールC)☆☆            

♪~出発前に新しいプログラムをチェックしたところ、当初の予定と曲目が変わったところもありました。最も愛好するミサ曲ははずせないので、急遽帰りの飛行機を延ばして、これを最後に聴いてから急いで羽田に向かいました。

ソプラノの谷村由美子さんは頑張ってましたが、高音が滑らかでないのが気になりました。初日のレクイエムもコルボだったのでまあ予想通りのミサ曲でしたが、曲自体が天上の音楽とでもいえるほど素晴らしい曲なのでほぼ満足でした。

ひさびさのGWの東京行きですが、スカイマークの参入もあって、意外に航空券もとり易く助かりました。宿泊したのは東京駅そばの丸の内ホテル。(写真は部屋からの眺め/東京駅から有楽町方向)新しいOAZOという複合ビルにあります。大きなホテルは苦手なので、ここはこじんまりと落ち着いた雰囲気。いこごちが良かったです。ラ・フォル・ジュルネに協賛していて、館内にモーツァルトの曲がいつも流されていて滞在中はまったくのモーツァルトに染まった日々・・・。(笑)。ホテルの下は丸善やレストランなどが入っていますが、忙しくてほとんどこのビルを探索できなくて残念でした。結局10公演に歌舞伎2公演、上野の芸大付属美術館で「バルラハ展」をこなし、帰宅しました。まさに熱狂の日々@TOKYOでした。


スケジュール(3)
 6/9~12 東京ボローニャ歌劇場公演  エクセルホテル東急赤坂 3泊         
 

6/9  『連隊の娘』 19:00開演 オーチャードホール

なるべくオペラは海外で見ることにしているのだが、フローレスが来日するというので、なんとか(無理やり 笑)夫の許可を得て上京。いつもの渋谷のホテルが満室だったので赤坂に宿泊。渋谷に比べて若者の姿も少なく、週末だったためかひっそり・・・大人の街。久しぶりに来たこの界隈の良さに目覚めた。(笑)渋谷にも新宿にも地下鉄で10分ほど。ホテル代も安く、週末で込み合うマークシティを避けることもできて◎。

連隊の娘のフローレスの素晴らしさ!アリアのアンコールも軽々と決めて大喝采を浴びていた。復帰第一声のボンファデッリは高音が絶叫調になり、痛ましい思い。ウィーンで聴いた彼女の一番良かった頃の舞台を思い出さずにはいらなかった。めげずに頑張ってあの頃のボンちゃんに戻って欲しい。

幕間に東京のオぺラ仲間と談笑。札幌の3人おばば組みとはホテルが違っていたので、帰途は独り寂しく赤坂へ。ホテルのレストランで

6/10 札幌の3人組と上野の展覧会(プラド美術館)を見学後、精養軒でランチ。 

夕方はヨーヨー・マとチューリッヒ管のコンサート  サントリーホール

昨日のオペラより華やかな雰囲気が漂う・・・スポンサーがロレックスのせい?ヨーヨー・マのR・シュトラウス「ドン・キホーテ」はオペラティックな魅力にあふれ、素晴らしい演奏だった。クーラのシェニエを振ってこちらに決めたかいがあった。チケット代もネットオークションで落札して安かったし。

6/11  『イル・トロヴァトーレ』 15:00 東京文化会館

アラーニャの生舞台は初めてなので、とても楽しみだった。しかし、最近不調とは聞いていたので、ある程度覚悟はしていたものの・・・こんなにひどいとは。(号泣)来日前はかなり深刻な病との情報もあったが、インタビューなどでは元気そうだったのに。デッシーも苦しい・・・。この二人の調子ではヨーロッパではブーイングだろうし、彼らも歌う状態ではないとキャンセルするのだろうが・・・。バカ高いチケットを売っている以上、代役は立てられないと無理したのだろうと想像。よってカーテンコールの握手などのファンサービスもしなければならないのだろうか?

翌日札幌に戻り、4日後ヨーロッパへ。


スケジュール(4)    
     
6/16~7/1    パリとフランスの地方へ(+アムステルダム往復寄り道)
     

6/16.17 札幌7:50~羽田9:25・・・成田12:45~アムステルダム17:45                    Hotel De Roode Leeuw2泊 

「レンブラントとカラヴァッジョ2人展」        (チケット◎20EUR)

6/18  アムステルダム~ブラッセル  Royal Windsor hotel1泊

 マネ劇場「ファルスタッフ」(15:00開演)Kazushi ono/Willy decker   Michele Pertusi,Roberto de Candia,Ana Ibarra,Elena Zaremba....(チケット◎)

6/19  ブラッセル~パリ    Caron de Beaumarchsis3泊        

『ドン・ジョヴァンニ』ピド指揮D.ヘンシェル、チョーフィ、メリ、レガッツォ
           シャンゼリゼ劇場(チケット◎)
          

6/20  『愛の妙薬』ガーディナー指揮 Heidi Grant Murphy、Paul Groves、Laurent Naouri
            オペラ・バスチーユ   (チケット◎)
     

6/21  『 Iphigenie en Tauride』ミンコフスキ指揮スーザン・グラハム 
            オペラガルニエ(チケット◎)
      

6/22~23  パリ~カーン Le Dauphin2泊                

カーン、バイユーと周辺のロマネスク教会巡り

6/24  カーン~パリ Caron de Beaumarchsis4泊      

『ファウストの劫罰』P・ダーヴァン指揮ファン・ダム、サバティーニ
             オペラバスチーユ(チケット◎)
      

6/25  日帰り小旅行 ヴァンドーム近辺 ロアール地方のロマネスク教会
      

6/26  『フィデリオ』チョン・ミン・フン指揮マッテラ、ヘップナー、サルミネン、ボニー                   シャトレ座(チケット◎)

6/27  『Dido and Aeneas』ミンコフスキ指揮ジェシー・ノーマン 
              シャトレ座(チケット◎)

6/28  パリ~アムステルダム  AMERICAN HOTEL2泊 

「ムツェンスクのマクベス夫人」M.Jansons/Martin Kusej  Eva Maria Westbroek,C.Ventris...     ネーデルランドオペラ(チケット◎)

6/29  「セヴィリアの理髪師」J.Reynolds/Dario Fo   A.Siragusa、S.Tro.Santafe,Donato Di Stefano....(チケット◎)

 6/30.7/1帰国
当初予定していたウィーン、ミュンヘンはカット、フランスにアムステルダムとブラッセルをプラスしました。ドイツのサッカーW杯の影響?新聞によるとドイツ国内のホテルでは足りずオランダまでも混雑する模様、慌ててホテルの予約を終えました。(4/30追記)


スケジュール(5)

8/23~9/4 インスブルック、ザルツブルグ、エジンバラ夏の音楽祭   

モーツァルト生誕250年記念の今年のザルツ、モーツァルト作曲のオペラの全22公演を期間内に上演するという画期的な催しがあります。10%offのシリーズ券を昨年の夏にリクエスト。待つこと半年以上、諦めかけていたのですが・・・取れました!!あと何年生きられるか分かりませんが、死ぬまでこういう記念年にぶつかることはないと推定し、老後の蓄えを注ぎ込むことにしたのです。(汗)

また、調子に乗って?インスブルックとエジンバラの音楽祭も追加しました。

8/23 札幌~羽田・・・成田~フランクフルト~インスブルック

Hotel Goldener Adler2泊

8/24 モーツァルト「羊飼いの王様」

8/25  インスブルック~ザルツブルグ B.W エレファントホテル5泊

「イドメネオ」(シュトラウス・バージョン)ファビオ・ルイージ指揮R・ギャンビル  ソフィー・コッホ (ドレスデン歌劇場オーケストラ&コーラス)

8/26 モツァルトマチネ 11:00 I・ボルトン ザルツブルグ・モーツァルテウム管

「魔笛」ムーティ指揮 ダムラウ ルネ・パーペ キューマイヤー(ウィーンフィル ウィーン国立歌劇場管)

8/27 ウィーンフィルコンサート 11:00

「ドン・ジョヴァンニ」D・ハーディング指揮 ハンプソン ダルカンジェッロ

クルト・モル C・シェーファー (ウィーンフィル ウィーン国立歌劇場管)

8/28 「ポントの王ミトリダーテ」ミンコウスキ指揮 R・クロフト B・メータ(レ・ミュージシャン・ドゥ・ルーヴル=グルノーブル)

8/29「ティト帝の慈悲」アーノンクール指揮 B・ボニー カサロヴァ レッシェマン

シャーデ(ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場管)

8/30 ザルツブルグ~エジンバラ     B.W  Edinburgh City Hotel 4泊

フィラデルフィア管コンサート  プロムシュテット指揮/ブルックナー8番21:30開演

8/31 声楽リサイタル11:00 A・シュヴァーネヴィルムス(s)M・マルティノー(p)

「魔笛」 D.アバド指揮

9/1 チェロリサイタル11:00  P・ウィスペルウェイ

   BBC響コンサート  J・ピエロフラーヴェク指揮/ブルックナー9番

9/2 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(コンサート形式)D・ロバートソン指揮


 スケジュール(6) 東京10/18~21 エクセル東急ホテル赤坂3泊

10/18  昼ごろホテルに到着。荷物を預けて隣接のプラザ一階にある北欧バイキングのレストランへ。スモーガスボードと呼ばれる酢漬けニシンやスモークサーモン などを主体にした料理が並び、どれもとても美味。食後は2階の専門店で爪のマニキュアをしてもらう。部屋で休憩の後、サントリーホールへ。

アバドとポリーニ(P)&ウィーンフィルの演奏会 

10/19

歌舞伎  忠臣蔵 お軽、勘平

10/20

「ランスへの旅」 東京文化会館

 

♪~春からは続々2007年のプログラムが発表されます。パリのシャトレ座がトップで、発売もすぐ始まります。来シーズンもここのミンコウスキを中心に予定をたてることになりそう・・・。(^^;)あくまでも予定ですが3月にアメリカ方面、5月はベルリン~パリ~イタリア(トリノ、アオスタ、ジェノヴァ)~ブラッセル、7or8月にエクスorペーザロ。目標があると健康に気をつけるので、夫も来年はアメリカに一緒に行けるかもと夫婦で希望を持って暮らしています。(4/30 追記)





 


N.Y旅日記(1) [オペラと美術の旅2006春]

3/27  成田12:00~N.Y11:25    HUDSON N.Y 5泊

前泊した羽田のホテルはターミナルに直結していて便利(ただし朝食はまずい)。成田へはターミナル前からリムジンバスで移動。いままでアメリカ行きは夕方便を使っていたのだが、今回は日程の都合でN.Y行きは昼便しか飛んでない日に当たってしまった。これが後々、頑固な時差ぼけから抜けきらない要因になってしまった。

春休みなのでほぼ満席、家族ずれが多い。N.YのJFK空港には定時前に到着したのだが、入国審査は長い列。ここで1時間弱も並び、早くも腰痛気味になる。タクシーはマンハッタンまでは定額制になっていてチップ込みで50ドルを払う。

5泊したハドソンホテルは風変わりな宿で、デザイナーズホテル?といえばいえるのだが、ロビーや廊下の照明は薄暗く、部屋は狭いうえにバスタブなし。以前泊まったホテルと同じ料金でこれかと落ち込んでしまった。レセプションの早口米語の女性と部屋替えの交渉する気力もなく、泣く泣く我慢。今回はじめてAPPLEを利用したのだが、これからはやっぱり自分で予約することにしようと改めて決意した。リンカーンセンター付近の中級ホテルは2軒閉鎖してしまい、ホテル選びに苦労した。しかし、地理的にはこのホテルは意外に便利で、五番街にも徒歩で行けるし、オペラのはねた深夜も、安全に徒歩10分ほどで帰ることが出来た。

荷物をほどき少し休憩。遅い昼食を新しくできたワーナーのビルにある洒落たカフェでとる。 3年前には工事中だったこの建物にはショップやレストランのほか隣接してマンダリンオリエンタルホテルも入って、コロンバスサークル周辺は驚くほど賑やかになった。写真はカフェから撮影。 今夜はオペラのない夜なので、元気だったらミュージカルとも考えていたのだが、月曜は「オペラ座の怪人」のみで劇場も遠いのであきらめた。METでチケットを引き換え散策。以前長女と宿泊したホテルは取り壊され、セントラルパークを眺望できる超高級マンションに建替え中。夕食は外出の元気もなく手持ちのもの(といっても次女へのおみやげを物色・・・とほほ)で済ませ就寝。 

 

 

 


N.Y旅日記(2) [オペラと美術の旅2006春]

3/28 メトロポリタン美術館&MET「Fidelio」

朝ごはんはご近所のカフェでベーグル、コーヒー、苺をテイクアウトして(しめて7ドル)部屋でのんびり。 出勤途中に朝ごはんを買って行くサラリーマンが多い。ベーグルの中身も選べるので、この朝はレタス、トマト、チーズ、目玉焼きをはさんでもらった。昨夜は暖房の金属音がかなりあり、不眠状態だったが、美味しい本場のベーグルを食べ元気になった。

パリへ行ったらルーブル、N.Yはメトロポリタンというのが初日の定番?というわけで美術館へ。以前見られなかったアメリカ絵画→レーマンコレクション→ヨーロッパ絵画→リンスキーコレクションというのが私の予定。

アメリカ絵画のなかではハドソンリバー派を沢山観られるとの予想ははずれ、あまり展示されていなかった。(貸し出し中?)しかし、大好きなビンガムの「ミズーリ河を下る毛皮商人」(写真は一部)を観れた。

レーマンはまたまた下の階がクローズ。しかし、クリヴェッリの小品2点(聖ペテロが新しく加わる:写真)ガラスケースのなかで照明も良くなっていた。

残念だったのは最も楽しみにしていたリンスキーコレクションがまた閉鎖されていたこと。諦めきれず受付で確認したところ、たまにガードマンが揃っている時に開けるという・・・これじゃいつ観られるか分からない。 写真はロマネスクの聖母子(オーヴェルニュ)、その奥にリンスキーコレクションの部屋がある。

遅い昼食は美術館近くのイタリアレストランで。前菜(野菜のグリル)と海老のパスタ。味は普通。野菜のグリルはイタリアでは付け合せなのに、ここでは立派な一皿。(写真)ワインを飲んでホテルへ帰り、昼寝。

夜はお待ちかねのオペラ、ベートーヴェンの「フィデリオ」。今年初めての生歌劇なので嬉しくてドキドキ。当初予定されていた指揮はレヴァインだったがPaul Nadlerに変更。舞台はこの歌劇場らしいオーソドックスなもの。ヨーロッパでの簡素系を見慣れた目にはかえって新鮮に映る。マッテラ、ヘップナーの中堅どころの安定した歌唱にシュミッドソンとモリスが渋く脇を固めた万全のパフォーマンス・・・しかし好きな「レオノーレ」第三番が演奏されなかったせいか?指揮の淡白系ベートーヴェンのせいか?オーケストラにも物足りない感じの残った演奏だった。終演も早く10時頃。まだまだ眠らないN.Yの夜は明るく、ホテル近くのピザ屋に寄ってお持ち帰り。

 


N.Y旅日記(3) [オペラと美術の旅2006春]

3/29 MOMA(ニューヨーク近代美術館)&MET「Luisa Miller」 

昨夜も夜中に目が覚め睡眠不足。けど美味しいベーグルのおかげで少し元気になり外出。MOMAまでは数ブロックの道のりなので、のんびり散策。途中RIZZOLI書店をみつけ店内探検。意外にスペースは狭いし、お目当てのものもなくちょっぴり失望。3年前のN.Y訪問は9.11テロの半年後だったので、まだ反旗が掲げられ、沈鬱なムードが残っていた。観光客にもセキュリティがきびしかったが、空港を除いてゆるやかになり、街のムードも好景気を反映して明るく華やかだ。

MOMAは日本人の建築家によって新しい建物が完成。モダンアートの殿堂にふさわしい空間が広がっている。「ムンク展」も開催されていたので10:30の開館前はチケット売り場の前や館外にも行列。子供たちを含めた団体客も多く、広いエントランスロビーもごったがえしていた。

前回は建設にあわせて大部分のコレクションが世界各地に巡回中だったのであまり多くは観られなかった。しかし門外不出?のルソー「眠れるジプシー」とゴッホの「星月夜」は観られてそれほど失望しないですんでいた。今回はほぼここにある収蔵品を見学。デ・キリコやマティス、ココシュカなどの名品が多く堪能。写真はゴーギャンの「3匹の子犬と静物」のワンコの部分。以前、ゴーギャンは苦手な画家だったがある論文を読んでから興味をひかれるようになった。こういうなにげない日常風景の絵画も独特の味がある。

彫刻ガーデンはまだ工事中だったので室内彫刻コーナーを撮影。

特別展のムンクは数年前にウィーンのアルベルティーナ美術館で開催されたパーフェクトなエキシビジョンでの印象が強く残っている。あの時に較べると展示品もやや落ちるが、特別だったのがアメリカの某富豪の家を飾っていた梁にあわせて描かれた「セイレーン」。人魚の暗く誘惑に満ちたまなざし・・・。

ランチはMOMAから徒歩数分のお気に入りのベトナム料理店へ。フレンチベトナム料理は洗練されて美味。前菜に焼海老のサラダ、メインに鶏肉の皿、ココナッツのシャーベット。優しい気配りのマダムの笑顔、一人旅には嬉しいランチだった。

夜のオペラはヴェルディの「ルイザ・ミラー」、はじめてのオペラだ。フリットリがキャンセルになり、シコフもこの公演は出番でないので、少々期待薄ででかけた。ルイザはヴィッラロエル、ミラーにc・アルヴァレツ、フェデリカがW・ホワイト、昨日に続いてモリスも堂々たる伯爵さま、それぞれがなかなか気合のはいった良い歌唱だった。ベニー二の指揮もイタリアの叙情的な音楽を流れるようにまとめあげGood。舞台装置はまたまたゴージャス系、特に伯爵の城内が豪華だった。席は昨日に続き2列目の中央寄り。


N.Y旅日記(4) [オペラと美術の旅2006春]

3/30  The Frick Collection & MET「Mazeppa」

当初の予定ではこの日はアムトラックでフィラデルフィアまで日帰りのつもりだった。ネットでタイムテーブルもプリントしてきたのだが、連日の夜中に目覚めその後眠れなくなるという状態だったので、体力がいまいち遠出はあきらめた。街中のポスターでフリックでゴヤの特別展「Goya’s Last works」(写真はカタログの表紙)があることを知ったことも予定を変更する一因になった。

フリックコレクションは富豪の館を美術館に公開していて、名品ぞろいの収集も素晴らしい。N.Yの美術館では最も好きなところ。この日は初夏のように暖かくセントラルパークも人が大勢でていた。汗かきながら到着し、常設展を先に見学した。以前展示されていたアングルの美しい伯爵夫人の肖像画や回廊にあったルドンの花のパステル画などしまい込まれていた?のが残念だった。それでもG・ベッリー二の「荒野の聖フランチェスコ」や何枚かのピエロ・デッラ・フランチェスカやフェルメールに再会できたてシアワセ。

ゴヤの展覧会は地下の展示室で開催。版画が主で油絵は思ったほど多くはなかったが、ボルドーで1828年に客死したゴヤの最後の完成作とされる「ボルドーのミルク娘」がプラドからきていた。この画はとても好き!!ゴヤが多彩な画歴をへて到達した人間への、生命への賛歌を感じさせる傑作だ。晩年のフランス亡命で滞在した際の画業にスポットをあてた展覧会なので、ゴヤが友人にあてた手紙のなかにでてくる象牙のうえに描いたミニアチュールも初めて見ることができた。ゴヤの版画によくみられるモチーフの老若男女が皮肉な笑いを浮かべて漫画チックに描かれている。重いカタログを抱え帰りはバスでアッパーイーストからセントラルパークを横切ってアッパーウエストへ。ワーナービルの日本料理のレストランでバラ寿司のランチ。場所がらか味の割りにお高い。暑いからビールも飲んだので宿に戻ってぐっすり昼寝。

チャイコフスキー『マゼッパ』 MET

チャイコフスキーのオペラは結構好きなので楽しみだった。ゲルギエフの録音のCDで一応予習済みだったが、本物の舞台はやはり格別だった。ヒロインのマリアを歌ったグリアコーヴァは以前オネーギンで聴いたことがあった。そのときも良かったけれどこのMETの舞台でも演技、歌唱ともに輝くような存在感。その健在ぶりに嬉しく大拍手!!タイトルロールのプチーリン、マリアの母のディアドコーヴァほかも脇をがっちり固め、ロシアの歴史ものにみられる重厚さのなかに恋人、親子の愛憎が浮きでる見ごたえのある舞台に仕上がっていた。この壮大なスケールにゲルギエフの音楽やMETの大舞台がぴったり。今回のメトオペラの4公演のなかでは一番印象に残った。


N.Y旅日記(5) [オペラと美術の旅2006春]

3/31アメリカ自然史博物館、GUGGENHEIM MUSEUM&MET「Don Pasquale」

N.Y最後の日は未訪問の自然史博物館へ。アッパーウエストに位置し、何度も近くを通っていたのだが、今回ようやく覗いてみる気持ちになった。地下鉄で数分の距離にあり、降りたホームから直接入館できるようになっている。海外からの観光客のほかアメリカ国内からの修学旅行生も多く、子供たちの歓声で賑やか。展示は膨大な種類に上り、一日いても見終えないだろうが、私のお目当てはマンモスと恐竜のみ。ジュラシックパークの世界を目を輝かせて見ている子供たちに混じり、童心にかえったひと時だった。この後はセントラルパークを抜けてグッケンハイムへ。4年前に訪れた時は大規模な企画展があり、パーマネントコレクションはあまり展示されていなかったので今回は意気込んででかけたのだが・・・・。今回も現代彫刻家DAVID SMITHの特別展があり、前回よりもここの収蔵品は少なくショック。でもこの彫刻家のことはほとんど知らなかったので見学できたのは幸いだった。

パンフレットによるとDAVID SMITH(オーストラリア1906~1965)は20世紀の最もイコニックな作品を創ったことで知られている彫刻家。工業用のマテリアル特に溶接された金属を用いて空間の完成を目指した。象徴的な表現主義のスミスの3つの規模のヴァージョンは米国や世界の彫刻美術に革命をもたらした。作品の写真もほとんどスミス自身で撮影したもの。玄関ホールに展示された「A CENTENNIAL」(百年祭or百歳)は私の目には先ほど見てきたばかりのなんとかザウルスに見えました。(笑)

N.Y最後の夜のオペラは「ドン・パスクアーレ」。ドニゼッティの晩年の傑作としてしられている。大ファンのフローレスに現在人気最高のソプラノ・ネトレプコという豪華なキャスト。この日が初日だった。指揮はレヴァインからベニー二に変更。いつもはほぼ出ずっぱりと言っていいほどの大活躍のレヴァインが今回は一度も振らないのは珍しい。病気?なのか東京での公演にも来ない模様。世代交代の波が押し寄せる昨今のクラシック界だ。さて第一幕一場、エルネストのフローレスが登場すると拍手が沸いた。歌もこの時点では問題はなかった。場面が変わってノリーナのネトレプコ、舞台中央の寝椅子に横になり読書中のその姿が美しい。フローレスの3倍くらいの大拍手。早くもまわりの席の男性たちのビューティフル!!という囁き。歌が始まるとさらに魅力あふれるノリーナ、おまけにマラテスタのMariusz Kwiecienとの息もぴったり。ふたりの軽妙な演技と歌に、このふたりが主役か?と思ったほどだった。フローレスファンとしてはいささか不安を覚えたのだが、それを見抜いたように第二幕になってのアリア「遥かな土地を求めて」は苦しい出来、「こりゃまずい」と青くなった私。そしてついに第三幕の前にゼネラルマネージャーが現われ、フローレスの降板を告げられた。(涙)代役が良い歌を聴かせてくれて、初めてのこのオペラを楽しめることができたのは救いだった。写真は私にとっては幻に終わった第三幕の木陰のセレナーデのシーン。

帰国後の情報では、フローレスはその後の公演では持ち直したようだ。あまり無理をしないで(過密スケジュールは避けて)、これからも美声を聴かせて欲しいと切に願う。


L.A旅日記 [オペラと美術の旅2006春]

4/1  N.Y~L.A

ニューヨークではTVで毎日天候をチェックしていた。私の滞在中は西海岸は大雨、中央がブリザード、東海岸は春らしい温暖な気候ということで、北米大陸の広さを実感。さてN.Yを正午に出発のこの日から低気圧は接近してきて、やっぱり私は照る照る坊主・・・。3時間の時差があるので6時間のフライト。これだけ乗ったら日本からはバンコクやハノイくらいまで行ってしまうなと考えてしまう。後ろの席のおばさんふたりがトランプゲーム。ずーっと喋ってうるさいこと。

L.Aの空港のアメリカンエアーラインのターミナルは荷物の引き取り場所は外部から直接入れる場所にある。娘夫婦も「ここまで入れるんだねぇ~」と、驚きながら出迎えてくれた。4ヶ月ぶりの孫娘もちょっと見ぬまに大きくなって元気そう。サンタモニカの日本のスーパーで買い物をしてから、サンタクラリタの家へ。娘夫婦の家はマジックマウンテンの近くの新しいコミュニティにある。昨年出産の手伝いで来てから1年ぶり。まだ建築中だった家々も完成、温暖なカルフォルニアらしく、植木や花々も成長し、落ち着いた町並みになってきた。

4/2 ロサンゼルスオペラ「フィガロの結婚」

今日は日曜日なのでオペラはマチネ。野球青年の娘婿に練習を休んで子守をしてもらい、娘とオペラへ。ダウンタウンにあるミュージックセンターのオペラ劇場の駐車場は地下8階まである。ワンブロックも車で移動というL.Aならではと驚く。日本からばらばらに2枚ネットで申し込んだので、席は離れていると思っていたが、チケット引き換え窓口で名前をいったら「サッポロね~」と並んだ席を用意してあった。しかも舞台近くの良い席!親切だわ~

さてケント・ナガノが今シーズン限りでL.Aの音楽監督から引退ということで、ほぼ満員。日曜日のせいか若い人たちが多くカジュアルな雰囲気だった。幕はハリウッド風、スクリーンにタイトルの表示。Abdrazakovのフィガロ、Pittsingerの伯爵、伯爵夫人のPieczonka(彼女ひとまわり太ってしまって、えっ!)バーバラ・ボニーのスザンナ、Lucy・Schauferのケルビーノという豪華なキャスト。舞台も映画の街を意識させる、18世紀末らしいリアルさ。演技も細かく、なかでもボニーはベテランらしく視線さえも計算され、少々衰えを感じさせる歌唱をカバー。演出でめだったとろは伯爵夫人とケルビーノの今後のなりゆきを示唆する場面が多かったこと。ケント・ナガノは私はあまり買ってない(といってもリヨンで録音したものは好きな盤がある)が、この日のモーツァルトも何かが欠けているような頼りなさが気になって・・・歌手は歌いやすいタイプ?ここを去ったあとはバイエルン州立歌劇場とカナダのモントレオールのオーケストラを主に活動とのこと。ミュンヘンでフランスものが聴きたいな。写真はパンフレットとケントナガノの特集号。夫人はピアニストの児玉麻里さんと初めて知った。

4/3 ショッピング  4/4 NORTON・SIMON美術館  4/5桜子の一歳の検診&誕生日

残念ながら帰国まで雨が降り続いたが、娘の運転であちこち連れて行ってもらったし、この旅のメインイベントの孫のバースディもお祝い、楽しい滞在だった。

NORTON・SIMON美術館  L.A郊外の落ち着いた高級住宅地パサディナの町外れに建っている。赤ちゃん連れなので地階のアジアなどの彫刻はパスし、一階フロアの14世紀から20世紀までの欧米絵画を見学した。美術館デビューを果たしたチビちゃんはむずかることもなく、最後に玄関前にあった大きな仏像を指差し「あ~!!」さすが日本の赤ちゃんと喜んだオババ馬鹿。

コレクションで気にいったのは好きなスルバランが3点もあったこと。変わったとこではフォンテンブロー派の影響を受けたアントワープ出身の16世紀の画家Jan Massys、渋沢龍彦のお気にいりのS・Stoskopffなど。セザンヌ、ルドン、ゴッホも優品が揃っている。L.Aに行くことがあったらポール・ゲッティの次にぜひ訪ねてみてください。素敵な庭園を眺めながらでお茶してゆっくりできる。スキャナーの調子が悪いので絵葉書を撮影。下左スルバランの「静物」、リヴェラ(メキシコの女流画家)の「The Flower Vendor」


寄り道TOKYO旅日記 [オペラと美術の旅2006春]

4/7&4/8 L.A4/6~東京4/7~札幌4/9

アメリカの帰途、東京に寄りコンサート(ムーティ指揮/ヴェルディ「レクイエム」)とコクーン歌舞伎(勘三郎/四谷怪談)を楽しんできた。
宿はいつもの渋谷のエクセル東急ホテル。ここは羽田や成田からのリムジンバスがホテルのロビー階に止まり、とても楽チンなのと、JRやメトロ銀座線の渋谷駅にも直結していてなにかと便利。なのでホテルチェーンの会員になっている。ポイントが貯まると札幌の東急系ホテルでも使える食事券を送ってくるのが嬉しい。渋谷はまた私の青春時代に彷徨したノスタルジックな街でもあるので・・・変わってしまったけど、歩くと昔の風景が蘇ってくる。

海外から帰国のときは直に札幌まで帰るのがほとんどだが、国内線の待ち時間が数時間のときもあり、結構疲れる。今回は時差ぼけもひどかったので寄り道の2泊は良い解決策になり、元気いっぱいで帰宅できた。

コクーン歌舞伎は偶然ホテルにおいてあったBUNKAMURAの案内パンフで知った。前売りは完売とのことで、翌日朝10時前から当日券を1時間並んで買った。疲れたがモダンな音楽と江戸風俗のマッチングした面白い舞台だったので並んだ甲斐があったというもの。

夜は墨田区のホールで「レクイエム」、東京の森という急ごしらえ?のオーケストラだったのでムーティも苦労していたようだった。弦がばらばらに聴こえる場面もあってハラハラしたが、フリットリ、サバティー二らソリストたちがそれぞれ素晴らしく、聴き応え充分だった。フリットリにはMETでキャンセルされたのだが、この日の歌唱で私の機嫌も直り、ホール付近の夜桜をめでながら、気分良く帰った。

東京は桜はやや散りかけていたが、札幌より1ヶ月早いお花見ができた。

ホテルの部屋20Fから眺めた夕暮れの新宿方面。


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